beacon

2発イニエスタ上機嫌の日本語あいさつ「アリガトウゴザイマス!」神戸5発大勝、名古屋失速6戦未勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加

初のマルチゴールを決めたイニエスタ

[6.30 J1第17節 神戸5-3名古屋 ノエスタ]

 ヴィッセル神戸が今季最多となる5得点を決めて、名古屋グランパスとのシーソーゲームを制した。神戸はリーグ5戦負けなし。一方の名古屋は2連敗で6戦未勝利となった。

 神戸の誇る外国籍選手が圧倒的なパフォーマンスを披露した。まずは前半27分、スルーパスで抜け出したFWダビド・ビジャがタイミングを外すドリブルでDFジョアン・シミッチを子ども扱い。GKとの1対1を作り出して先制点を決める。

 1点リードの後半は3度同点とされる展開になるが、後半18分に第4子誕生に立ち会うために一時帰国し、練習合流2日での試合出場となっていたMFアンドレス・イニエスタが鮮やかなミドル弾。イニエスタはFC東京戦に続く、出場2試合連続弾。得点後にはゆりかごパーフォーマンスを披露した。

 さらに再び同点とされた後半24分にはMF郷家友太が獲得したPKをイニエスタが決めて、再度勝ち越しに成功。イニエスタは神戸で初となるマルチゴールを決める。3-3となった後半35分にはビジャが自ら獲得したPKを決めて4度目の勝ち越しに成功。そして神戸は同42分、FW小川慶治朗がドリブル突破からダメ押し弾を蹴り込んで、決着をつけた。

 イニエスタは「アリガトウゴザイマス!」と日本語で喜びを語ると、「難しい試合で、相手も素晴らしかったが、ホームのファンの前でいい試合をしたいと思っていたので、本当に喜んでいます」と笑顔。インタビュアーから「お子さんの誕生おめでとうございます」と声をかけられると、「アリガトウゴザイマス!アリガトウ」とはにかんでいた。

 一方の名古屋は2連敗で6戦未勝利。公式戦は3連敗と開幕当初の勢いがない。この日はDF丸山祐市の負傷欠場によって、シミッチが初のCBで先発。攻撃的な布陣で、左SBに入った和泉竜司、右SBの宮原和也が揃って得点するなど結果を残したが、5失点ではさすがに勝てない。昨年も大型連敗を経験している名古屋。正念場を迎えている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP