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「あの悔しさがあったから…」広島MF柏好文、“過去”超えた劇的AT弾

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サンフレッチェ広島MF柏好文

[6.30 J1第17節 鹿島2-2広島 カシマ]

 サンフレッチェ広島はJ1第17節の鹿島アントラーズ戦、2度にわたって先行される苦しい展開の中、後半アディショナルタイムの劇的な同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。2得点を決めたのはいずれもMF柏好文。アジアの挑戦を阻まれた悔しさを、同じ相手にぶつけてみせた。

 広島は今月、2つの大会スケジュールの都合で鹿島との3連戦を実施。初めの2試合となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝では、合計スコア3-3という大熱戦を演じたが、アウェーゴールの差で惜しくも敗退となった。

「ACLの敗戦はただの敗戦で終わっちゃいけない。僕自身もあの悔しさがあったからこそ、負けて帰るのだけは嫌だという気持ちで試合に入った」(柏)。2試合ともフル出場していた背番号18は、並ならぬ思いで『3試合目』に臨んでいたという。

 そうした姿勢は大きな結果につながった。まずは0-1で迎えた前半27分、自身を起点とした攻撃からMFハイネルのクロスに反応し、ダイレクトシュートでネットを揺らすと、再び勝ち越された後の後半アディショナルタイムには、MF野津田岳人の横パスから劇的な同点ゴールを沈めた。

「2度もビハインドの中で追いつけたというのは満足とは違う評価の仕方だとは思うけど、もっともっと自分たちに自信を持って、ピッチに立ったら思い切ってやればいいと感じた」。引き分けという結果に満足感はなかったが、「勝ち点3に等しい内容で素晴らしいプレーをできた」という手応えは残った。

 これでシーズン折り返し地点にして今季5得点目。柏にとっては過去4度も記録してきた4ゴールを抜き、自身の過去最高の数字に到達した。しかし、相手チームの対策に「一個上を行くような動きをしていきたい」というMFはその数字に満足していない。

「まだ5点しか取っていないし、まだシーズン半分が終わった段階のこと。もっともっと攻撃に関してはストロングを出していくとともに、得点とアシストをもっと重ねていけば、チームとしての結果もそうだけど、個人としての道も切り開ける」。来月で32歳を迎えるサイドアタッカーは、まだまだ高みを目指す。

(取材・文 竹内達也)
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