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鹿島は“パトリック対策”実らず、J史上初の偉業お預け「本当に悔しい」

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引き分けに終わった鹿島アントラーズ

[6.30 J1第17節 鹿島2-2広島 カシマ]

 史上初のJ1リーグ通算500勝はあと数分のところでお預けとなった。鹿島アントラーズはJ1第17節サンフレッチェ広島戦の後半アディショナルタイム4分、相手のスローインを起点としたパワープレー攻撃から同点被弾。大岩剛監督も対策を練っていたが、それを上回られる形で勝ち点を失った。

 広島は失点直後の後半31分、直前のAFCチャンピオンズリーグ準々決勝でも脅威を見せていたFWパトリックを投入し、最後の攻勢に打って出た。鹿島はすかさず同32分、勝ち越しゴールを導いたDF小池裕太を下げてDFブエノを起用。これもあらかじめゲームプランにあった交代だった。

 しかし、失点は補強エリアを外される形で喫した。左サイドからDF佐々木翔のロングスローが投げ込まれると、ニアサイドでパトリックと競り合ったのはMFレオ・シルバ。ブエノはやや出遅れた対応になり、ギャップに入ったFWドウグラス・ヴィエイラ、MF野津田岳人を経由され、最後は外から飛び込んだMF柏好文にダイレクトで流し込まれた。

 前節のセレッソ大阪戦に勝利し、J1通算勝利数を『499』としていた鹿島だったが、節目の1勝は終了間際の失点で手が届かず。依然として横浜FMの437勝、浦和の413勝、名古屋とG大阪の397勝を大きく突き放すものの、これまで27年間で常勝軍団を支えてきた勝負強さが影を潜めた引き分け劇だった。

 つり出されたブエノに追随する形で侵入を許したDF犬飼智也は「(敗因は)最後のところだと思う。スローインから簡単に失点してしまい、改善しないといけない」ときっぱり。左サイドバックの位置から絞って対応したDF町田浩樹は「一人一人の意識しかない。本当に悔しい」と振り返った。

(取材・文 竹内達也)
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