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J争奪戦の高速SB畑大雅、育ててくれた市立船橋での結果とU-17W杯出場の2つを求める

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U-17ワールドカップ出場と市立船橋高での結果を求める高速SB畑大雅

[6.30 高円宮杯プレミアリーグEAST第8節 市立船橋高 0-2 流通経済大柏高 グラスポ]

 U-17世代を代表するSBは、市立船橋高に対する強い思いを持っている。DF畑大雅(3年)は、今秋に控えるU-17ワールドカップ日本代表の候補選手。超高校級のスピード、攻撃力は特に注目だ。

「(招集された際には)海外の選手にもスピードで負けなかったり、攻撃でアクセントをつけるということを前面にやりつつ、守備もしっかりやること。課題のビルドアップは代表でも言われることが多い。そこをしっかり直していけばメンバー入りも見えてくるかなと思う」

 U-17ワールドカップに出場できるチャンスは、今回だけ。本人も「一選手として出たい気持ちがある。憧れの大会」と口にする。そのメンバー入りを勝ち取ることができれば、「市船を世界に知ってもらう」という目標を達成することもできる。

 だが、心苦しさがあることも確かだ。1年時からAチームで活動している畑だが、過去2年間の選手権出場はゼロ。1年時のインターハイでは全国3位に入ったものの、昨年は初戦敗退に終わっている。今年も千葉県予選準決勝で敗退。全国出場を逃している。

「一選手としてワールドカップ経験することはボクのためになる。でも、市船でここ(U-17日本代表)に残れるかどうかというところに育ててもらっているけれど、ボクが入ってから2年、インターハイ3位以上の結果が出ていない」。市立船橋で成長させてもらっているが、自分はチームに貢献できていないという悔しさを持っている。

 この日、流通経済大柏高に敗れたことで、今年のプレミアリーグEASTの成績も2勝2分4敗。インターハイ予選敗退に続き、リーグ戦でも思うような成績を残すことができていない。「普段勝てていないチームの選手ということで、(U-17代表に)呼ぶ方にも不安があると思うので、結果を残して代表に呼ばれるような選手になっていきたい」。J1、J2の複数クラブが争奪戦を繰り広げている高速SBは、代表招集時にアピールするだけでなく、市立船橋でも目に見える結果を残して評価を高める意気込みだ。

 流経大柏戦後はチームの軽い対応や、逞しさが欠ける部分を厳しく指摘。2失点したことに加え、攻撃のキーマンとして無得点で敗れたことも悔しがっていた。今年の市立船橋はまだ安定した戦いができていないものの、ポテンシャルは高い。それだけに、経験のある自分が中心の一人となって、一つ一つ課題を改善し、結果に結びつけること。そして、世界と戦うチャンスも掴み取る。
 
(取材・文 吉田太郎)
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