アトレティコ・マドリーFWアントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ移籍が、まもなく正式なものになる。スペイン『マルカ』が報じた。

　今夏でのアトレティコ退団を明言しているグリエーズマンは、同クラブとの契約条項により7月1日をもって契約解除金が2億ユーロ(約245億8200万円)から1億2000ユーロ(約147億4900万円)に引き下げられる。『マルカ』によれば、このときを待ち続けていたバルセロナは、4日にも獲得を正式に発表する模様だ。

　同紙曰く、バルセロナ側はグリエーズマンと移籍に関して一切合意に至っていないことを強調しているようだが、そのほかの情報源によれば両者は「完全に合意」しており、移籍発表のタイミングを決めるのみになっているという。

　グリエーズマンは昨夏にもバルセロナ移籍の可能性があったが、DFジェラール・ピケが絡んだ映像会社のドキュメンタリー番組でアトレティコ残留を宣言し、これが歓迎のコメントを発していたバルセロナの選手たち、またファンの反感を買った。バルセロナはそのために発表のタイミングを慎重に見計らい、グリエーズマンもクラブに判断を委ねているそうだ。

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