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「苦渋の決断でしたが…」FC東京DF太田宏介が名古屋に完全移籍

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FC東京太田宏介名古屋グランパス

 名古屋グランパスは2日、FC東京に所属するDF太田宏介(31)が完全移籍で加入することを発表した。

 2006年に麻布大渕野辺高から横浜FCに加入した太田は、精度の高い左足キック、攻撃参加が持ち味のサイドバック。清水エスパルス、FC東京を経て、2015年12月にはオランダ1部のフィテッセに移籍し、2017年にFC東京に復帰。昨季はJ1リーグ25試合に出場したが、今季はここまでJ1リーグで4試合の出場にとどまっていた。

 新天地となる名古屋を通じて太田は「これから、グランパスファミリーの一員になれることを大変嬉しく思います。7月23日で32歳になりますが、男はこれからです。まだまだ成長できるという期待を懸けて頂いた名古屋グランパスの関係者と、ファン、サポーターの皆さまに、その姿勢を見せていきたいと思っています」と挨拶している。

 また、FC東京を通じては「この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。リーグ戦で首位を走るこのタイミングでチームを離れることになり、大変申し訳なく思います」と報告。移籍を決断した理由と、6年半在籍したFC東京への感謝の気持ちを語った。

「2012年に加入し、6年半の間、青赤のユニフォームを着て味の素スタジアムでプレーできたことは、自分のサッカー人生にとって大きな宝物になりました。うれしいことや悔しいこと、6年半の全ての瞬間瞬間が僕にとっての財産です。

 ありがたいことに東京からも最大限に評価をしていただき、このまま大好きなクラブで大好きな仲間たちとプレーし続けたいという想いと、新たに環境を変えてチャレンジしたいという両方の気持ちがありましたが、次第に一選手としてもっと成長したい、ピッチに立ちたいという気持ちが強くなり、新たな環境に身を置いてチャレンジすることを今回決断しました。

 最高のファン・サポーター、選手、スタッフの方々と、かけがえのない時間を共有できたことを誇りに思います。そして、どんなときも僕たち選手を後押ししてくれる偉大な青赤のファン・サポーターには感謝してもしきれません。苦渋の決断でしたが、FC東京で学んだことを今後の人生に活かしていきたいと思います。6年半の間、本当にありがとうございました」

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