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グリエーズマンのバルサ行きが停滞…移籍金の分割払い申し出た理由はネイマールか

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FWアントワーヌ・グリーズマンのバルセロナ行きが停滞

 フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンバルセロナ移籍だが、ここへ来て交渉に問題が生じているようだ。『Goal』の取材で明らかとなった。

 昨季終了後にアトレティコ・マドリーから退団することを発表したグリエーズマン。すでに3月の時点でバルセロナと個人条件面で合意したと言われており、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOも「行き先はバルセロナ」と明言。移籍は決定的と見られている。グリエーズマンの契約解除金は7月1日に2億ユーロ(約244億円)から1億2000万ユーロ(約147億円)に引き下げられたため、この機会に取引は成立すると報じられている。

 しかし、ここへ来て交渉は一時ストップしているようだ。

 バルセロナはグリエーズマンの契約解除金を上回る1億2600万ユーロ(約154億円)を提示。しかし、パリSGFWネイマールの獲得を望むバルセロナは、資金を確保するためにグリエーズマンの移籍金を分割で支払うとを申し出たことが『Goal』の取材で明らかとなった。しかし、これはアトレティコ側が拒否したようだ。

 一方のアトレティコは、契約解除金以上の金銭ではなく、代わりにポルトガル代表DFネルソン・セメドを取引に含めることを希望。しかしバルセロナの内部ソースによると、セメドの売却は考えておらず、アトレティコからの提案は拒否したようだ。

 現在停滞しているグリエーズマンの移籍だが、アトレティコがバルセロナの分割払いに応じるか、もしくはバルセロナが1億2000万ユーロを一括で支払う決定をしない限り実現しないと見られている。一部メディアでは1日にも移籍が発表されるとも伝えられていたが、交渉が停滞しているのはこれが理由のようだ。

 最終段階で交渉が停滞しているグリエーズマンの移籍。最終的にはどのような決着を迎えるのだろうか。

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