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FWチョ・ヨンチョルが中傷DM被害…新潟が警告声明を発表

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中傷被害を受けた新潟FWチョ・ヨンチョル

 アルビレックス新潟は2日、FWチョ・ヨンチョルの公式インスタグラムに個人、家族を中傷するダイレクトメッセージ(DM)が複数回にわたって送信されたとして、クラブ公式サイトに声明を掲載した。同選手のアカウントは現在、非公開設定となっている。

 かつて横浜FC、大宮アルディージャでも活躍した同選手は今季、2011年以来8年ぶりに新潟へ復帰。他クラブに所属した時期もたびたび新潟を訪れ、加入時には「心のふるさと」と喜びのコメントを残すなど、サポーターとは相思相愛の関係を続けてきた。

 具体的な中傷の内容は明かされていないが、クラブの是永大輔社長が自身のツイッターアカウント(@_kore_)で「困惑する内容の言動があります」としたうえで「クラブとして既に選手本人と話をして把握しています」と公表。クラブとしても「本事象をFacebook社に共有し対応を検討しています」と伝えた。

 またクラブは同時に「他の選手やクラブ関係者にも、SNSを通じた過剰なコミュニケーションが図られている事例を把握しております」と指摘し、サポーターに向けても以下のように注意喚起している。

「かかる行為によって、当事者およびそのご家族は、大変な精神的苦痛を被り、日常生活に不安を感じております。先に触れた過度なコミュニケーションは、選手たちを後押しすることにつながるものではなく、ピッチ上でのパフォーマンスに悪い影響を及ぼしかねません。厳に慎んでいただきますようお願い申し上げます。

 大多数のサポーターのみなさまが、常識的なマナーの範囲で選手たちと交流いただくなか、ごく一部の方に見られる過剰な行為をご報告させていただくのは心苦しい限りです。クラブとしては、みなさまと選手たちの交流の機会をできる限り保ちたいと考えておりますが、ここ最近頻発している事象はクラブとして看過することはできず、選手たちがプレーに集中できる環境を整えることが必要と考え、お知らせさせていただいた次第です。

 できることであれば、ルールを厳格化することはせずに、応援いただいているサポーターのみなさまに身近なクラブであり続けたいと考えております。SNS上はもちろん、アルビレッジでの練習見学やイベント出演時などの交流の機会を含め、選手たちとの距離感について改めましてお考えいただきたく存じます。

ごく一部の方の行動で、大多数のサポーターの方の楽しみを制限することが起こらないよう、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」。

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