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中村敬斗がハット達成!!高木彰人も2発! G大阪7発、昨年の“汚名返上”で3回戦へ

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FW中村敬斗がハットトリックを達成

[7.3 天皇杯2回戦 G大阪7-1讃岐 パナスタ]

 天皇杯は3日、各地で2回戦を行い、ガンバ大阪はホームでカマタマーレ讃岐と対戦し、7-1で勝利した。昨年は2回戦で関西学院大に“ジャイアントキリング”(大番狂わせ)を許したが、J3チームを順当に下し、2大会ぶりに2回戦を突破。3回戦では東京Vと法政大の勝者と対戦する。

 G大阪は6月1日のJ1第14節鹿島戦で負傷し、戦線離脱していたMF小野瀬康介が約1か月ぶりに復帰。立ち上がりにFW中村敬斗が連続ゴールを陥れた。まずは前半10分、MF福田湧矢が左サイドからMFダビド・コンチャとワンツーの形で切れ込み、ラストパスを供給。中村はワンタッチから迷わず右足を振り抜き、ゴール左隅に流し込んだ。

 幸先良く先制に成功すると、前半14分、右サイド高い位置でプレッシングをかけた中村がボールを奪い取り、そのままエリア内に侵入。GKとの1対1を制し、右足でニア上をぶち抜いた。2-0とリードを広げたガンバはなおも止まらない。10分後の前半24分、左サイドを抜け出した中村が持ち上がって左足でクロスを入れ、FW食野亮太郎が右足ダイレクトで押し込んだ。

 讃岐は早い時間帯に3点のビハインドを負ったが、セットプレーのチャンスを生かす。PA左手前の位置でFKを獲得。前半40分、キッカーのDF荒堀謙次が右足で直接狙うと、壁に入った中村に当たって軌道が変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。

 3-1で前半を折り返すと、互いに続々と交代カードを切り、G大阪は後半17分、小野瀬を下げてFWアデミウソン、同25分に高木彰人を投入した。すると後半30分、左サイドでコンチャからパスを受けた高木がカットインし、加速してDFの間を抜く右足シュート。GK服部一輝の正面だったがミスからキャッチできず、G大阪が4-1に突き放した。

 後半34分にはカウンターから左サイドをアデミウソンが駆け上がると、フリーで走り込んだ中村がネットを揺らし、ハットトリックを達成。G大阪は最後まで攻撃の手を緩めず、後半37分には中村が相手と競り合い、ボールを収めた高木が右足ミドルを突き刺し、6-1。後半アディショナルタイム3分にはアデミウソンがとどめを刺し、G大阪が7-1で勝利した。

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