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渦中の冨安健洋も会見出席…福岡、シントトロイデンと業務提携契約を締結

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冨安健洋も出席

 アビスパ福岡は3日、ベルギー1部のシントトロイデンと人材育成や国際交流、両クラブの発展を目的とした業務提携契約を締結したことを発表した。提携期間は2021年6月30日まで。海外クラブとの提携はボルドー(フランス)と杭州緑城(中国)に続く、3クラブ目となる。

 会見には2018年1月に福岡からシントトロイデンに移籍し、今夏セリエAのボローニャへの移籍が盛んに報じられているDF冨安健洋も出席。「僕を育てくれたアビスパ福岡とシントトロイデンが業務提携するということで、僕にとっても嬉しいニュースですし、お互いのチームとって良いものになることを願っています」と両クラブの繁栄を願った。

「僕はどちらのチームでもプレーしてきました。お互い良いところもあると思うし、お互い学ばなければいけないこともあると思います。だから、お互いに切磋琢磨しあいながら良いチームになってほしいなと思っていますし、僕自身も頑張っていければいいなと思っています。両クラブに期待していますし、僕も頑張ります」

 2017年11月に合同会社DMM.comが経営権を取得したシントトロイデンは、2018年に元FC東京GMの立石敬之氏が最高経営責任者(CEO)に就任。5つの柱としてトップチームの強化、アカデミーの充実、新たな事業スキームの構築、スタジアムの拡充、IT導入による技術革新を掲げている。

 なお、シントトロイデンとJクラブとの業務提携はファジアーノ岡山大分トリニータFC東京北海道コンサドーレ札幌に続いて5クラブ目となる。

▼業務提携の内容
・人材育成―人材育成のための人的交流(選手・指導者・ビジネススタッフの育成)
・国際交流―国際間の相互理解を高めて人的ネットワークを拡大する
・情報収集―双方の国内外におけるスカウト活動のサポート及びビジネス関連における情報交換
・選手育成に関するノウハウの提供―選手・指導者の受け入れ、研修への参加
・スタジアムテクノロジー、試合運営、マーチャンダイジング、ファンサービス等々のノウハウの提供

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