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明治大オウンゴールに泣く…J王者川崎Fが貫録勝利

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川崎フロンターレが明治大を1-0で下した

[7.3 天皇杯2回戦 川崎F1-0明治大 等々力]

 天皇杯2回戦で川崎フロンターレ明治大を1-0で下した。

 関東大学リーグで前期首位を走る明治大が、天皇杯2回戦でJ1王者に挑戦する。東京都予選を制して5年ぶりに出場権を得た天皇杯の組み合わせを確認した明治大イレブンのモチベーションになっていた。ただナポリで開催されるユニバーシアード競技大会に出場する全日本大学選抜に選出されているDF中村帆高(4年=日大藤沢高)、MF森下龍矢(4年=磐田U-18)、FW小柏剛(3年=大宮ユース)の主力3選手を欠く布陣になった。

 対する王者・川崎Fもリーグ戦からメンバーを落とす布陣となったが、それでもFWレアンドロ・ダミアンやMF齋藤学、MF阿部浩之、DFラインにもDF山村和也やDF車屋紳太郎といった実力者たちがスタメンに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 予想通り、試合は前半から川崎Fがボールを保持して進めることになる。先制点はセットプレーから。前半15分、左サイドからのCKをFW知念慶が頭で合わせる。ライン上でMF中村健人(4年=東福岡高)がかき出すが、DF佐藤瑶大(3年=駒澤大高)の背中に当たって戻る。MF安部柊斗(4年=FC東京U-18/FC東京内定)がかき出そうとしたが、ラインを割った。

 その後も川崎Fが攻め続けるが、GK加藤大智(4年=名古屋U18)が好守を続ける。前半30分に阿部に許したミドルは横っ飛びキャッチ。同43分にもダミアンの決定的なミドルを打たれたが、右手一本で枠外に弾き出し、追加点を与えなかった。

 後半に入っても明大はなかなかシュートまでも持ち込めない。後半13分には中村健に代えてMF坂本亘基(3年=熊本ユース)を投入するが、状況は好転しない。一方の川崎Fは同17分にDFマギーニョとL・ダミアンの両助っ人を下げてMF中村憲剛とDF登里享平をピッチに送って、更なる試合の安定化を図る。

 終盤になってようやく明大も川崎Fゴールに迫る場面を作るが、流石の川崎Fは決定的な場面は作らせない。川崎Fは後半28分の阿部のループシュートがクロスバーに嫌われるなど、追加点こそ奪えなかったが、落ち着いた試合運びでゲームを終わらせた。川崎Fは3回戦でファジアーノ岡山と対戦する。

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