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ランパードがチェルシー新監督として来日へ! クラブが就任を正式発表

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フランク・ランパード氏がチェルシーの新監督に就任

 チェルシーは4日、フランク・ランパード氏(41)が新監督に就任することを発表した。契約期間は3年間となっている。

 クラブは2018-19シーズンに招聘したマウリツィオ・サッリ前監督の下、プレミアリーグを3位で終え、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では優勝を果たした。しかし、シーズン終了後に同監督が退任し、ユベントスの新指揮官に就任。後任候補としてクラブレジェンドのランパード氏の名前が挙がっていた。

 ランパード氏はクラブ公式サイトを通じ、「監督としてチェルシーに帰ってくることは、これ以上ないくらいに誇らしいことだ」とコメント。「このクラブに対する想い、ここで築いた歴史は、みんな知ってくれているはずだ。だけど今回は別の立場として、新たなシーズンに挑みたい。ハードワークを欠かさず、さらなる成功を掴みたい。待ち切れないよ」と意欲を示した。

 また、チェルシーのディレクターを務めるマリア・グラノフスカイア氏は「フランクをチェルシーの監督として迎え入れることができて本当に嬉しいわ。クラブのことは当然熟知しているし、昨季は若手監督としてその手腕を十分に発揮しているしね」と期待を寄せている。

 そして「選手として13年間を過ごし、クラブ最多得点記録を保持するレジェンドを迎え入れるのに最高のタイミングだと考えているわ。ここでさらに成功できるよう、クラブとしても全力でサポートしてくつもりよ」と続けた。

 現役時代にチェルシーで13年間過ごしたランパード氏は公式戦通算648試合に出場し、クラブ歴代最多となる211ゴールを記録。2014年に退団するまでプレミアリーグを3度、FA杯を4度、リーグ杯を2度、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)とELをそれぞれ1度ずつ制覇した。

 イングランド代表としては通算106試合に出場し、29得点を挙げている。2017年2月に現役を引退した後は、2018年5月にチャンピオンシップ(2部相当)のダービー・カウンティの指揮官に就任。1年目からチームを昇格プレーオフに導くなど、高い手腕を発揮していた。

 クラブは今夏、日本でプレシーズンマッチを行う予定となっており、19日に日産スタジアムで川崎F、23日に埼玉スタジアムでバルセロナと対戦する。

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