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“稀代のドリブラー”35歳ロッベンが現役引退へ「自分の情熱のために19年間生きた」

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アリエン・ロッベンが現役引退へ

 2018-19シーズン限りでバイエルンを退団した元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(35)が現役引退を表明した。同クラブの公式サイトが伝えている。

 2000年にフローニンゲンでプロデビューを果たしたロッベンはPSV、チェルシー、レアル・マドリーを経て2009年8月にバイエルンに移籍。怪我に悩まされることもあったが、持ち味のスピードや切れ味鋭いドリブルを武器に公式戦309試合で144ゴール81アシストを記録。2012-13シーズンには念願のチャンピオンズリーグ制覇を果たし、ブンデスリーガ7連覇も経験した。

 2003年4月にデビューを果たしたオランダ代表では、96試合で37ゴールを記録。2010年南アフリカワールドカップで準優勝、2014年ブラジルワールドカップで3位躍進に貢献した。

 現役生活に終止符を打ったロッベン。「自分の情熱のために19年間生きた、そしてその最大限を出そうと試みた。それには確かな姿勢が要求され、毎日多くのエネルギーを消費するんだ。特に思い通りに物事が進まない時はね」と振り返り、「妻と子どもたちとより多くの時間を過ごせることが嬉しい。全ての素晴らしいことがまだ僕たちの前にあるよ」と今後のキャリアについては明言しなかった。

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