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元ミランDFが告白「中国資本のミランは自宅で他人に囲まれているようだった」

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DFイニャツィオ・アバーテがミランを振り返った

 2018-19シーズン限りでミランを退団したDFイニャツィオ・アバーテが4日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣ミランについて語った。

 ミラン下部組織出身のアバーテは、エンポリなどへのレンタルやトリノ移籍を経て、2009年にミランに復帰。その後、10シーズンにわたってミラノを舞台に活躍を続け、元日本代表MF本田圭佑とも3年半にわたってプレーし、右サイドでコンビを組むこともあった。

 だが近年は控えに回ることが多く、今夏、契約満了によりミランに別れを告げた。今後については、海外移籍も視野に入れていることを明かすとともに、将来、幹部としてミランに復帰することを願っている。

「僕の夢はミランでキャリアを終えることだった。だが僕の人生はこれからも続く。特にイタリア国内でかなり興味を抱いてもらっている。それに国外からもね。海外移籍も除外していないよ。(将来は)プロジェクトにもよるが、スポーツディレクターとして戻って来ることができたらと思う。(ミランのオファーが届いても)断るのはクレイジーな奴だけだろう。僕はどちらかと言うと、ピッチよりデスクワーク向きだと思う」

またアバーテは自身のミランでのキャリアを振り返り、2017年4月から1年ほど続いた中国資本体制に苦言を呈している。「中国グループのミランでは、自分の家にいながらも他人に囲まれているような感覚だった。あの場から去りたいと思っていたよ」と告白した。

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