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ポルト移籍の喜びを語る中島翔哉「試合を観たことはないですが、もちろん…」

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ポルト移籍の喜びを語ったMF中島翔哉

 ポルト移籍が5日に正式決定した日本代表MF中島翔哉(24)が同日、クラブ公式ツイッター(@FCPorto)を通じ、加入の喜びや意気込みなどを語った。

 中島は2017年8月にFC東京からポルティモネンセに加入し、1年目の2017-18シーズンはリーグ戦29試合で10得点を記録。2年目の2018-19シーズンもリーグ前半戦で13試合5ゴールの活躍を見せると、今年2月にカタール1部のアルドゥハイルへ完全移籍した。移籍金は日本人史上最高額の3500万ユーロ(約43億円)とされている。

 シーズン途中の加入となったアルドゥハイルではリーグ戦7試合に出場し、1得点をマーク。シーズン終了後に今夏の移籍が噂されていた中、5日にポルトが中島の獲得を発表した。

 契約期間は2024年6月30日までの5シーズンで、背番号は8に決定。ポルトガル『レコルド』によると、ポルトはアルドゥハイルに1200万ユーロ(約15億円)を支払うことで50%の保有権を取得し、アルドゥハイルとの共同保有の形になるようだ。また、契約解除金は8000万ユーロ(約97億円)に設定されている。

 中島はポルト加入が決定した5日に現地でのインタビューに応じた。クラブがツイッターで投稿した動画で次のように話している。

「ポルトはすごく好きなチームでしたし、こうやって今日ユニフォームを着てポルトの一員になれたのはすごく嬉しいです」

「観てくれる人、チームもそうですし、ファンやサポーターの人たちの期待に応えられるようなプレーをしていきたいですし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしていきたいなと思っています」

「(ポルトは)どの大会でもリーグ戦もカップ戦も全て優勝を目指すようなチームだし、優勝しなきゃいけないようなチームだと思うので、それを目指したいです。個人的にはゴールとかアシストを多くしたいと思っていますし、楽しんで自分らしく、自分の100%の力を出せるように毎試合やっていきたいなと思っています」

「実際には試合を観たことはないですけど、ポルトというチームは日本でもすごく有名ですし、ビッグクラブというのはもちろん知っていました」

「僕もポルトに来られてすごく嬉しいので、その喜びをプレーで表現できればいいですし、自分も楽しんでチームの勝利に貢献できるようなプレーをしていきたいと思うので、観ている人たちも楽しんでもらえたらなと思います」

 ポルトは過去28回のリーグ優勝を誇るポルトガルの名門クラブ。昨季はリーグ戦2位となり、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で予選3回戦から出場することが決まっている。

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