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ファンからのブーイングで自信喪失の酒井高徳、今後の去就はキャンプ地で決定する見通しに

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酒井高徳の去就は…

 元日本代表DF{{酒井高徳}が新シーズンもブンデスリーガ2部ハンブルガーSV(HSV)に残るのか否かは、間もなく始まるオーストリアのキャンプ地で決まるようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えた。

 昨シーズンのホームでのラストマッチとなった最終節デュイスブルク戦で、ブーイングを浴びた酒井。クラブ史上初めて2部でシーズンを過ごしたHSVだが、1シーズンでの1部復帰は実現せず、チームをけん引する存在として期待された酒井は一部ファンから昇格を逃した“スケープゴート”となってしまった。

 先日にはクラブ公式のインスタグラムへの投稿に酒井の姿も映っていたことが引き金となり、批判が再燃。クラブのSNS担当や同僚、サポーター団体などはそのような一人の選手を攻撃する書き込みは敬意を欠くものと非難し、酒井を擁護している。

 しかし『モルゲンポスト』によれば、やはりファンの批判によるダメージは大きいようで、酒井はここまでにHSVが臨んだテストマッチ3試合でも自信を失っている様子がうかがえたという。ディーター・ヘッキング新監督も「ゴウトクに自信を取り戻させるのは、相当に難しい」と話している。

 酒井は8日から始まるオーストリアのプレシーズンキャンプで、同監督及びヨーナス・ボルトSD(スポーツディレクター)と、今後について話し合いの場を持つ模様。以前、キャリアの最後を日本で過ごす希望を公言していた同選手だが、HSVとの契約が最終年に入るなか、今回のミーティングからどのような結論を導くのだろうか。

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