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[MOM2912]流通経済大柏FW坂田康太郎(2年)_終了1分前に「感覚」で放った劇的同点弾

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後半44分、流通経済大柏高FW坂田康太郎(14番)が劇的な同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.7 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 流通経済大柏高 2-2 柏U-18 流通経済大柏高]

 後半終了1分前に生まれた劇的な同点ゴール。後半27分に1-1とするゴールにも絡んだヒーローは、「(きょう良かったところは)点取れたことだけです。それ以外は別に……。求められたことは守備で……全然できていなかった。ドリブルを得意としているけれど、ドリブルが出来た訳ではないので」と課題ばかりが口をついていた。

 それでも、チームに勝ち点1をもたらす大仕事だ。後半33分の失点で1-2とされた流通経済大柏高はセットプレー、シュート数を増やして反撃。だが、柏U-18の集中した守りの前に跳ね返されていた。

 交代出場で前線に入ったFW坂田康太郎(2年)は、得意のドリブルが不発でボールロストもしていた。自分が投入された直後に先制点を献上。自分が身体を張って繋いだボールを森山が決めて同点としたが、再び勝ち越されて焦りを感じていた。それでも後半44分にゴールでチームを救う。

 左SB田村陸(2年)の右CKのこぼれ球に反応。「ちょっとコース狙ったんですけれども、見えていなかったので感覚です」と振り抜いた右足のシュートがゴール右隅に決まった。右側からDFに距離を詰められていたため、GKの位置が見えていた訳ではなく、まさに「感覚」で放った一撃。そのシュートがゴールを破り、チームに歓喜をもたらした。

 本田裕一郎監督は殊勲の坂田について「(スピードのある選手ではないが)ボール持ったら速い。持ったら一番才能あるのは坂田。びっくりするような、とんでもないパスをするんですよ」と説明する。だが、まだまだコンスタントに力を発揮できている訳ではなく、どこか飄々としたところも。期待のアタッカーは結果を出したことを自信にして、より多くの結果を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
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