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“八つ当たり”ジェズスが反省「レッドカードを見て頭に血がのぼった」

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ブラジル代表FWガブリエル・ジェズス

 8日に行われたコパ・アメリカ決勝で1ゴール1アシストを記録してブラジル代表の優勝に大きく貢献したFWガブリエル・ジェズス。後半25分に2度目の警告を受けて退場になった際の振る舞いが話題となったが、本人はその際の態度について申し訳なく感じているようだ。

 ジェズスは前半15分にFWエベルトンの先制点をお膳立てし、ペルーに同点に追い付かれて迎えた前半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを記録。しかし、後半25分に2度目の警告を受けて退場を宣告されると、ピッチを蹴りつけるだけでなく、第4主審が座るベンチを殴り、ピッチ脇に設置されていたVARブースを押し倒そうとするなど、激高しながらピッチを去った。

 スペイン『マルカ』によると、ジェズスは「あのときの自分の態度について謝りたい。誰も傷つけなくて良かった」と反省。そして、「あのときは怒っていて、感情が制御できなかったんだ」と続けている。

「あの退場処分は不当だと思うけど、ああいう態度は間違いだし、やってはいけないことだ。レッドカードを見て頭に血がのぼってしまった。ああいう大事な局面では、チームメイトの助けにならなければいけないのにね」

 ジェズスの退場で1人少なくなったブラジルだが、その後1点を加点して3-1の勝利を収めて12年ぶり9度目の優勝を飾った。セレモニーではチームメイトと喜びを分かち合ったジェズスは、「国の代表としてタイトルを取れるなんて夢みたいだ」と喜びを表している。

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