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中島翔哉獲得にベンフィカも動いていた…本人がポルト行きを熱望と現地報道

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FCポルトに加入したMF中島翔哉

 今夏の移籍市場で日本代表MF中島翔哉は、アルドゥハイルからポルトガルの強豪ポルトに新天地を求めることになった。

 18-19シーズンの途中まではポルティモネンセに所属していたこともあり、中島にとっては半年でのポルトガル出戻りとなったが、実はベンフィカ行きの選択肢もあったと現地メディアで伝えられている。

 ポルトガル『O JOGO』は「中島は、より40%高額な報酬を拒否してFCポルトを希望した」との見出しで次のように伝えた。

「ポルト社長、ピント・ダ・コスタは中島獲得のためにアルドゥハイルと接触していたが、ベンフィカも同選手獲得に向けて動きを見せていたことから、ライバルチームに警戒心を示していた」

「関係者筋によると、中島本人がポルトでのプレーを希望した模様。ベンフィカはポルトよりも好条件のオファーを準備しており、サラリーの面でもポルトよりも40%ほど高い内容だった。それでもドラゴン(ポルトのホームスタジアム)行きを望んだ日本人の決心を揺るがすことはできなかった」

 また、中島のポルト行きについては金崎夢生やロブソン・ポンテも担当した代理人、ポルティモネンセ時代から結び付きの深いテオドロ・フォンセカ氏が関わっていたと記事で紹介されている。

 ベンフィカは18-19シーズン、2位ポルトを上回りポルトガルリーグ制覇を達成。先日はジョアン・フェリックスが1億2600万ユーロ(約153億円)もの契約解除金でアトレティコ・マドリーに移籍したばかりだった。

 セカンドアタッカーのJ・フェリックスには以前から引き抜きのうわさが絶えなかっただけに、ベンフィカはJ・フェリックス退団を見据え、その代案として中島獲得のプランも想定していたようだ。

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