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バルサ移籍発表から一転、泥沼化へ…アトレティコ「グリエーズマンは一方的に契約を解除した」

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アトレティコがFWアントワーヌ・グリーズマン移籍に関して公式声明

 アトレティコ・マドリーは12日、バルセロナに移籍したFWアントワーヌ・グリーズマンに関し、契約解除金が不十分だとして公式声明を発表した。

 バルセロナは同日、2024年6月までの5年契約でグリエーズマンを獲得したことを発表。契約解除金は1億2000万ユーロ(約146億円)とされている。

 だが、アトレティコがこれに待ったをかけた。クラブ公式サイトで発表した公式声明で、次のように主張している。

「アントワーヌ・グリーズマンと弁護士はプロフットボールリーグ本部を訪れ、1億2000万ユーロ(約146億円)で一方的にアトレティコ・マドリーとの契約を解除し、バルセロナと契約を結んだ」

「彼の違約金が2億ユーロ(約244億円)から1億2000万ユーロ(約146億円)に引き下げられる(7月1日)前にバルセロナとの契約が締結されたことは明らかであり、金額が契約解除の条件を満たすには不十分だと考えている。彼は5月14日にクラブからの退団を発表しており、それは条項が変更される前のことだ」

 アトレティコは5日の公式声明で、グリエーズマンが3月の時点でバルセロナと個人条件面で合意していたことを報告していた。違約金が引き下げられる前に契約が成立していたという主張は現在も曲げておらず、「クラブの権利と利益を守るため、手続きを開始した」と表明している。

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