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ハット達成で今季10点目! 大宮FWフアンマ「前への意識」に手応え

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ハットトリックを達成したFWフアンマ・デルガド

[7.13 J2第22節 大宮6-0鹿児島 NACK]

 ゴールラッシュの中心にFWフアンマ・デルガドが君臨した。大宮アルディージャは今季最多となる6発で完勝。ハットトリックを達成したフアンマは「前への意識が強く出た。得点もそうですが、多くのチャンスを作れたことはチームにとって大きな収穫」と手応えを語った。

 まずは前半11分、DF堤俊輔のファウルを誘ってPKのチャンスを獲得。自らキッカーを務めると、右足でゴール左下隅に沈めた。これが口火となり、32分にFW吉永昇偉、38分にFW奥抜侃志と生え抜きの若手がゴールを陥れると、後半もゴールラッシュは止まらない。

 後半20分にはカウンターを発動し、MFダヴィッド・バブンスキーの絶妙なスルーパスでDFラインの裏に抜け出したフアンマが独走し、GKとの1対1を制した。「相手が高いラインだったので背後を狙って決めることができた」という狙い通りのゴールだった。

 さらに、終了間際まで献身的なプレスで貢献し、相手の隙を突いた。後半アディショナルタイム4分、高い位置で相手のパスミスが渡ると、そのまま右足でゴールを陥れ、ハットトリックを達成。今季10得点目をマークし、ゴール劇を自ら締めくくった。

 チームは前節の新潟戦(1-2)で敗れ、不敗が16試合でストップ。「何が何でも勝たないといけないと思った」という気合を結果につなげたフアンマ。最高の形で後半戦のスタートを切り、「前半戦のよかったところにプラスして、今日のように前へ仕掛ける姿勢を持っていれば結果がついてくると思う」と意気込んだ。
 
(取材・文 佐藤亜希子)

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