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冨安加入のボローニャ、ミハイロビッチ監督が白血病を告白

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シニシャ・ミハイロビッチ監督(50)が白血病を告白

 ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督(50)が白血病であることを公表した。

 体調不良を理由にプレシーズンのキャンプに同行していなかったミハイロビッチ監督が、13日に行われた会見に出席。「4か月前に異常が見つかった。私は人々に推測されたくないので、すべてをはっきり説明したい」と語り、自身の病状について明かした。

「白血病と診断された。毎晩泣いて、今でも涙が流れてくるが、私たちは恐れていない。白血病との戦いが待ち切れないよ。私はこの戦いに勝つつもりだ。疑いの余地はない。時間はかかるだろうが、治してみせる。私は家族のため、子供たちのため、私を愛してくれている人たちのために、この白血病との戦いに勝利する」

 指揮官とともに会見に出席したボローニャのディレクターであるウォルター・サバティーニ氏は「我々は彼が病気に勝つことを確信している。ミハイロビッチはボローニャのコーチとして残る」と続投を主張している。

 現役時代は正確でパワフルな左足のプレースキックを武器にローマやラツィオ、インテルなどでプレーしたミハイロビッチ監督は、2005-06シーズン限りで現役引退。その後、指導者への道に進み、古巣サンプドリアやセルビア代表、ミランなどを指揮し、今年1月にボローニャの監督に就任していた。

 なお、ボローニャは今夏の移籍市場で日本代表DF冨安健洋やDFステファノ・デンスウィル、MFイェルディ・シャウテンらを獲得している。

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