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「湘南スタイル取り戻せた」古林将太、右サイド突破からまたアシスト記録

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同点ゴールをアシストしたMF古林将太

[7.14 J1第19節 湘南3-1神戸 BMWス]

 貴重な同点ゴールを演出した。湘南ベルマーレは0-1で迎えた後半24分、MF古林将太がDF山根視来とワンツーの形から加速すると、猛然と右サイドを駆け上がり、右足でグラウンダーのクロスを配給。「山根と良い形で右サイドを崩せて、ボールを入れられた」。これに走り込んだFW山崎凌吾が押し込み、1-1に追いついた。

 山崎が「練習から、コバくんが最後まで動きを見てくれる。それを信じてファーに動き直したらボールがきた。コバくんに感謝したい」と振り返った好アシストだった。古林は序盤から再三、右サイドを深くまでえぐり、鋭いクロスを配給。チャンスを演出し続け、得点に結びつけた。

 これが反撃の狼煙となり、一気に逆転に成功。前節の名古屋戦で連敗を「5」で止めたチームは連勝。3月17日の仙台戦以来、約4か月ぶりとなる待望のホーム勝利を飾り、古林は「ふがいない試合が続いていたけど、湘南スタイルを取り戻せた」と実感を述べた。

「懐まで深く行って、相手からボールを取り切るところまでいけた。そういうのが4〜5試合前から全然なくて、名古屋戦から取り戻せたのかなと思う。今日も取り切ることを意識して、前からどんどんいけた。持たれる時間もありますけど、忘れずにできたのかなと思います」

 今季、仙台から加入し、4シーズンぶりに古巣に復帰。「来た当初はコンディションも悪くて、なかなか湘南のサッカーに入れていなかった」。序盤は出場機会が限られたが、今季初の2試合連続スタメンで連勝に貢献。アシストも2試合連続と好調ぶりを示し、「個人的にもコンディションは上がってきていると思う」と手応えを語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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