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[CPサッカーW杯]日本代表は9-12位決定戦でアイルランドに敗れ、過去最高順位には届かず

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浦(左)の果敢なドリブルもゴールには結びつかなかった

【CPサッカーワールドカップ】(スペイン・セビリア)
[順位決定戦 日本代表 0-3 アイルランド代表]

得点者
アイルランド代表選手(前半27分、30分、後半2分)

[日本代表]
GK1柳英行
FP2浦辰大
FP6大野僚久(→本中野雅)
FP7戸田哲也
FP8三浦良介(→大澤翔太郎)
FP9谷口泰成 (→赤禿賢一郎)
FP13久保善暉(→河野凌久)
※番号は背番号

脳に障がいがある人がプレーするCPサッカーのワールドカップ(W杯)のグループリーグ第3戦で日本代表は現地時間14日、アイルランド代表と対戦。勝てば過去最高順位の13位を越える12位以内に入る可能性があったが、0-3で敗れた。守護神のGK柳英行が明かす。

「前半、DFの対応ミスからの失点があり2失点しました。でも、『諦めんな、絶対に勝ちに行く』と言うみんなの気持ちは今までの試合以上でした。後半も1点とられまい、結果は3対0でしたが、攻撃でも何度かチャンスも作れました。守備でも良いプレーはありました」

 大会に入って日本は守備重視の時は守備的なシステム、攻撃重視なら攻撃的なシステムとはっきり分けたシステムで試合に臨んでいたが、アイルランド戦はれまでと違い、必勝を期して守備をしながら攻撃も出来るシステムで試合に臨んだ。チャンスはいくつか作る事ができたが、決め切れることができず、逆に自分達の対応ミスから失点を重ね、世界の厳しさを痛感させられた。

 前回大会も出場している柳が続ける。 

「負ける事は悔しい、試合が終わった時には涙が出そうだった、でも涙をこらえました」

 次戦は前回大会でも敗れた開催国・スペイン。雪辱すれば、今大会初勝利となり、光が見える。悔し涙を歓喜の涙に変える気持ちで残り2戦に挑む。

【2019年 スペインW杯日本代表】
GK二宮一太(エスペランサ)
GK柳英行(CP KOBE)★
FP赤禿賢一郎(エスペランサ)※
FP浦辰大(エスペランサ)★
FP河野凌久(エスペランサ)※
FP谷口泰成(エスペランサ)★
FP本中野雅(エスペランサ)※
FP堀井友哉(大坂PAZ)
FP久保善暉(P.C.F.A.SALTAR)
FP三浦良介(P.C.F.A.SALTAR)★
FP大野僚久(横浜 BAY FC) ★
FP戸田哲也(横浜 BAY FC) ★
FP大沢翔太郎(P.C.F.A.SALTAR)★
【注】★は2017年アルゼンチンW杯に出場した選手。※は代表初選出

【大会スケジュール】
7月8日 ●0-5 ブラジル
7月11日●0-6 イングランド戦
7月12日●2-3 ドイツ戦
7月14日●0-3アイルランド戦
7月16日 順位決定戦
7月18日 決勝、順位決定戦
【注】試合開始時刻は日本時間。変更の可能性あり

(取材協力 日本CPサッカー協会)

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