アーセナルは、ブラジル代表FWエベルトン・ソアレスの獲得でグレミオと合意に至ったのかもしれない。ブラジル版『FOX Sports』が伝えている。

　今夏行われたコパ・アメリカ2019にブラジル代表として参加したエベルトン。開幕前は控え扱いであったが、開幕戦で途中出場から強烈なミドルシュートを叩き込んで衝撃を与えると、スタメンの座を掴み、4大会ぶりの優勝に大きく貢献した。大会を通じて3ゴールを挙げ、得点王にも輝いている。

　そんなエベルトンに対しては、ミランやアトレティコ・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していることが伝えられており、動向に注目が集まっている。

　だが、23歳FWはノースロンドンへと向かうことになるのかもしれない。『FOX Sports』は、アーセナルがエベルトン獲得でグレミオと合意したと伝えている。2750万ユーロ(約33億円)に1250万ユーロ(約15億円)のボーナスが付帯する、総額4000万ユーロ(約48億円)の移籍金を支払うことになるようだ。

　先日アーセナルのテクニカル・ディレクターに就任したエドゥ氏は、コパ・アメリカ2019終了までブラジル代表のディレクターを務めており、エベルトンの獲得を熱望していたと報じられている。なお、アーセナルはすでにブラジルへとスタッフを派遣し、メディカルチェックを行ったと複数記者が伝えている。

　移籍市場閉幕まで残り約2週間となる中、先日ウナイ・エメリ監督は3～4人の新選手の加入を示唆していた。その1人は、コパ・アメリカで得点王に輝いたエベルトンなのかもしれない。

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