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アーセナルがU-19仏代表DF巡る“北ロンドンダービー”に勝利…本人が決断、36億円の分割払いへ

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アーセナルがDFウィリアム・サリバ獲得へ

 アーセナルは、U-19フランス代表DFウィリアム・サリバ争奪戦を制したようだ。英『BBC』が伝えている。

 今夏補強予算が限られながらも、センターバック、左サイドバック、セントラルMF、ウインガーを探していると言われるアーセナル。そしてセンターバックの獲得候補として、昨季サンテティエンヌでトップチームデビューを果たしたばかりながら、高い評価を受けるサリバへオファーを出していたことが報じられていた。

 一時は合意間近とも言われていたアーセナルとサンテティエンヌだったが、同じノースロンドンに本拠を構えるトッテナムが突如争奪戦に参戦。アーセナルを上回る条件を提示し、競争は激化していると見られている。

 しかし、争奪戦はアーセナルの勝利で決着したようだ。イギリスで最も信頼を集める記者の1人である『BBC』のデイビッド・オーンスタイン氏によると、アーセナルは3000万ユーロ(約36億円)の分割払いでサンテティエンヌと合意。本人がアーセナル行きを望んだことが移籍実現の決め手となったようだ。なお、2019-20シーズンは期限付き移籍という形でサンテティエンヌに残留することになったという。

 また、アーセナルはその他のポジションの補強にも動いていることが伝えられている。

 オーンスタイン氏によると、レアル・マドリーMFダニ・セバジョスとの交渉を続けており、1年間の期限付き移籍を狙っているようだ。スペイン『マルカ』『アス』の二大紙は、条件面では合意しており、レアル側の最終的な了承待ちの状況だと伝えている。

 一方2度のオファーを断られているというセルティックDFキーラン・ティアニーだが、こちらも交渉は継続中であり、近々3度目のオファーを提案すると見られている。

 ライバルとの18歳有望株の争奪戦を制したというアーセナル。予算が限られる中、残り約2週間でウナイ・エメリ監督が望むポジションの補強を完了できるだろうか。

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