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日本でチェルシー初合流のプリシッチ「自分をアザールと比べようとは思わない」

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今季からチェルシーでプレーするMFクリスティアン・プリシッチ

 ゴールドカップ決勝からわずか10日で来日した。今季からチェルシーでプレーするアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(20)はドルトムント時代の17年7月以来の来日に「日本に戻ってくることができてうれしい」と笑顔を見せた。

 2年前はドルトムントの一員としてJリーグワールドチャレンジに出場。17年7月15日に埼玉スタジアムで行われた浦和戦(○3-2)に先発した。「今回はまた新しいチーム。難しい試合になると思うが、チャレンジをまっとうしたい」と意気込みを語ると、Jリーグ2連覇中の川崎Fとの対戦を翌日に控え、「強い相手。自分たちにとってもチャレンジだと思っている」と闘志を燃やした。

 今年1月にドルトムントからチェルシーへの完全移籍が決まったプリシッチだが、昨シーズン終了まではドルトムントにレンタル移籍する形で残留。シーズン後にはアメリカ代表として北中米カリブ海のチャンピオンを決めるゴールドカップに参戦し、決勝でメキシコに敗れたものの準優勝に貢献した。アメリカのシカゴで決勝が開催されたのは今月7日。そこから10日足らずで来日し、チェルシーに初合流した。

 初対面となったフランク・ランパード監督について「ランパード監督が現役でプレーしているのを自分が見ていたのはそんなに昔のことではない。自分たちと気持ちが通じ合うような監督と一緒にプレーができるのはいいことだと思う」と、その存在の大きさを実感する。

 この日の練習では左サイドでプレーしており、レアル・マドリーに移籍したMFエデン・アザールの穴を埋める活躍も期待されるが、「これまでも両方のウイングでプレーしていたし、攻撃的なポジションなら(左右)どちらでも大丈夫。アザールは本当に素晴らしい選手だが、自分をアザールと比べようとは思わない。自分ができるベストなプレーをしたい」と冷静に語った。

(取材・文 西山紘平)

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