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ユーベの若きディフェンスリーダー誕生へ…19歳デ・リフトの背番号は「4」に

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DFマタイス・デ・リフトの背番号は「4」に

 ユベントスに加入したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが19日に入団会見を行った。

 デ・リフトは17日にユベントス加入を発表。契約期間は2024年6月末までの5年間で、今後5年間でアヤックスに7500万ユーロ(約91億円)と追加で1050万ユーロ(約13億円)を支払うことになっている。

 19歳のオランダ人DFは9歳からアヤックスの下部組織で育ち、16年9月21日にKNVBカップ1回戦・ウィレム戦(○5-0)でトップチームデビュー。その類まれなるリーダーシップで翌18年3月からキャプテンマークを巻き、クラブ史上最年少の主将になると、18-19シーズンは公式戦55試合に出場して7得点を挙げた。昨シーズンのアヤックス躍進の大きな原動力となり、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ベスト4進出に貢献した。

 クラブの日本語版ツイッター(@juventusfcjp)は会見の様子を伝えており、デ・リフトは入団の理由について「僕はまだ若いけど、19歳にしては経験豊富だと思う。もっと経験を積んで、他の選手から学ぶためにここに来た」と明かしている。

 FWクリスティアーノ・ロナウドからの勧誘で移籍を決断したという報道については「ネーションズリーグの決勝の後には、既にユベントスに行きたいと思っていた。C・ロナウドに直接誘われたのは大きな名誉だったけど、それで決断したわけではない」とやんわり否定。さらに、就任したばかりのマウリツィオ・サッリ監督の印象は「彼については色々といい事を聞いていたし、彼の存在は移籍を決めた理由の一つ。彼のサッカー哲学と守備の組織が好きなんだ」と語っている。

 また、デ・リフトが着用する背番号は4に決定。アヤックス所属時と同じ番号となり、「背番号4は僕にとっていつも特別だった。アヤックスのユース時代から付けてきたからね。ユヴェントスでも伝統の番号だから、それに見合う活躍をしたい」と喜びを表した。

 幾多の修羅場を乗り越えてきたベテランが揃っているのもユベントスの魅力のひとつ。デ・リフトは「アヤックスは若い選手が多かった。ここでは偉大なチャンピオンであるキエッリーニ、ブッフォン、C・ロナウドなど多くの選手から学びたい」と意気込んでいる。

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