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船山!! 増嶋!! そしてクレーベ!! 千葉、福岡に3発快勝で5戦ぶり白星

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先制点となる直接FKを沈めたジェフユナイテッド千葉FW船山貴之

[7.20 J2第23節 千葉3-0福岡 フクアリ]

 J2は20日に第23節を開催し、フクダ電子アリーナでは17位のジェフユナイテッド千葉(5勝9分8敗)と19位のアビスパ福岡(5勝5分12敗)が対戦。前半11分にFW船山貴之のゴールで先制した千葉が、後半9分にDF増嶋竜也、同14分にFWクレーベの得点で加点して3-0の完封勝利で5試合ぶりの白星を獲得した。

 ここ4戦未勝利(2分2敗)の千葉は14日の第22節岐阜戦(△2-2)から先発の入れ替えはなく、同じ11人を先発起用。一方、前節町田戦(○2-0)で7試合ぶりの白星を獲得した福岡は同試合から先発1人を入れ替え、MF喜田陽らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半11分に試合を動かしたのはホームの千葉だった。左サイドを突破しようとしたMF為田大貴がDFウォン・ドゥジェのファウルを誘い、FKを獲得。キッカーを務めたFW船山貴之が右足から蹴り出したボールは、飛び出したGKセランテスの伸ばした手に触れることなく直接ネットに突き刺さり、スコアを1-0とした。

 前半21分には千葉に追加点のチャンスが訪れるが、MF堀米勇輝のCKに反応したDF鳥海晃司のヘディングシュートはポストに阻まれる。同22分には福岡が波状攻撃を仕掛けるが、喜田の浮き球のパスから抜け出したFW木戸皓貴のボレーシュートはポストに弾かれ、こぼれ球に反応したFW松田力のシュートはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 1-0と千葉がリードしたまま後半を迎えると、後半7分、為田のパスで左サイドを駆け上がったDF下平匠のクロスをファーサイドのFWクレーベがヘディングで合わせるも、シュートはセランテスに弾き出されてしまう。さらに同9分には船山のFKをファーサイドのDF増嶋竜也が折り返し、クレーベがヘッドで狙うがこれもセランテスにストップされる。しかし、この流れから左サイドの下平が送ったクロスをゴール前に走り込んだ増嶋がヘディングで叩き込み、千葉がリードを2点差に広げた。

 後半12分には下平のクロスから、またもやクレーベが好機を迎えるが、ヘディングで合わせたシュートは好反応を見せたセランテスに弾き出されてしまう。しかし同15分、MF熊谷アンドリューの鮮やかなスルーパスから抜け出したクレーベが右足のシュートで、ついにネットを揺らしてスコアは3-0となった。

 その後、千葉に追加点こそ生まれなかったものの、福岡の反撃を許さずに逃げ切って3-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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