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“教え子”たちが躍動!! 東京V永井新監督、初陣は愛媛に3発大逆転勝利

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[7.20 J2第23節 東京V3-2愛媛 味スタ]

 J2リーグは20日、第23節を各地で行い、東京ヴェルディ愛媛FCを3-2で破った。前半に2点を先制される苦しい展開となったが、MF藤本寛也、MF森田晃樹、MF山本理仁といった永井秀樹新監督の“教え子”たちが躍動。見事な逆転劇を披露し、新体制初陣を白星で飾った。

 ホームの東京Vは前節の金沢戦(△1-1)後にギャリー・ジョン・ホワイト監督を解任し、2017年から東京Vユースを率いていた永井監督を抜擢。前節から先発5人を入れ替え、ベンチには“教え子”たちを入れて初陣に臨んだ。対する愛媛は前節の甲府戦から1人を変更し、FW神谷優太に代わってFW藤本佳希が入った。

 立ち上がりは東京Vが主導権を握る場面もあったが、先にスコアを動かしたのは愛媛。前半32分、東京Vは自陣でポゼッションを強いられたところでDF平智広がパスを奪われると、愛媛はMF長沼洋一が奪った勢いでクロスを送り込み、これを藤本がヘディングで合わせてネットを揺らした。

 東京Vは前半37分、MF井上潮音に代わって東京Vユース出身のプロ1年目MF森田晃樹を投入。ところが同39分、愛媛はDF前野貴徳のFKにDF山崎浩介が高い打点でヘディングシュート。これはゴールポストに当たったが、こぼれ球にDFユトリッチが詰め、落ち着いたシュートでリードを2点に広げた。

 苦しい展開となった東京Vは後半開始時、MF河野広貴に代わって高校3年生世代の山本を入れる。すると同5分、右CKのキッカーを務めた山本がニアサイドにパスを送ると、渡辺が斜めの浮き球をゴール前に供給。これは相手守備陣に阻まれたが、こぼれ球からMF小池純貴が左足でねじ込んだ。

 先制点を奪った東京Vは後半18分、左サイドを攻め上がった平が低い位置からクロスを入れ、やや遠い距離からFWレアンドロがヘディングで決めて同点。さらに同22分、ゆったりとした縦横のボール回しから渡辺がミドルシュートを狙うと、GK岡本昌弘のセーブに詰めたDF永田拓也が右足で流し込み、瞬く間に逆転に成功した。そのまま試合を締めた東京Vが3試合ぶりの白星を収めた。

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