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久保建英デビュー戦は黒星…レアル、ロドリゴFK弾もバイエルンに3失点敗戦

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久保建英が新天地デビュー

[7.20 ICC バイエルン 3-1 R・マドリー]

 レアル・マドリーは20日、インターナショナルチャンピオンズカップでバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。ベンチスタートの日本代表MF久保建英は後半開始から出場。左インサイドハーフでシンプルにボールを動かすなど、堂々したプレーが光った。

 プレシーズン初戦となるレアルは、DFセルヒオ・ラモスやMFルカ・モドリッチ、FWカリム・ベンゼマといった主力を起用。MFエデン・アザールが背番号50をつけ、新天地デビューを果たした。一方、17日にアーセナルに1-2で敗れたバイエルンは、GKマヌエル・ノイアーやMFチアゴ・アルカンタラ、FWトーマス・ミュラーらを起用した。

 大歓声の中、スタートした強豪対決は前半15分にバイエルンが先制。ダイレクトスルーパスでPA左に抜け出したDFダビド・アラバが中央へ折り返し、FWヤン・フィーテ・アープがニアでつぶれてMFコランタン・トリッソが右足シュート。GKティボー・クルトワが弾いたボールをトリッソ自ら押し込み、スコアを動かした。

 1点ビハインドで前半を終えたレアルは、11人全員を交代。久保やFWロドリゴ・ゴエス、FWルカ・ヨビッチ、MFルーカス・バスケスらがピッチに入った。一方、バイエルンは4人を入れ替え、FWロベルト・レバンドフスキ、MFセルジュ・ニャブリ、DFバンジャマン・パバール、DFニクラス・ズーレが投入された。

 バイエルンは後半22分、ハーフェーライン付近からズーレがロングパスを前線へ送り、抜け出したレワンドフスキがPA内で相手DFを背負いながら反転して右足シュート。2-0とリードを広げると、24分には左サイドでパスカットしたMFレオン・ゴレツカのクロスをニャブリが右足で決め、3-0とした。

 レアルは後半36分、MFヨシュア・キミッヒの不用意なバックパスに反応したロドリゴが抜け出し、飛び出したGKスベン・ウルライヒにPA左手前で足を引っ掛けられ、主審はGKウルライヒにレッドカードを提示。これで獲得したFKの蹴れる位置に久保、ロドリゴが立っていたが、ロドリゴがキッカーを務め、右足シュートをゴール右隅に突き刺した。

 しかし、反撃もここまで。バイエルンが3-1で勝利をおさめ、今大会初勝利を飾った。

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