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久保建英の壮大なビジョン…黒星デビュー悔やむも「日本人の基準になりたい」

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レアルデビューを果たした久保建英

 レアル・マドリー日本代表MF久保建英がデビュー戦を振り返った。スペイン『アス』が報じている。

 20日、レアルはインターナショナルチャンピオンズカップでバイエルンと対戦。ベンチスタートだった久保は、ジネディーヌ・ジダン監督から「自信を持つこと、最後の30メートルでは仕掛けてフィニッシュまでいくこと」と指示を受け、1点ビハインドの後半開始からピッチに入った。

 “白い巨人”でのデビューを果たした日本代表MFは、早々に左サイドを巧みに突破してクロスを入れてスタジアムを沸かせると、後半17分には前方へのスルーパスでFWビニシウス・ジュニオールの決定機を創出。デビュー戦ながら持ち味の柔らかいボールタッチで冷静かつ堂々とプレーした。

 しかし、チームは3点ビハインドの後半39分に新戦力FWロドリゴ・ゴエスが豪快なFKを決めるも1-3で敗戦。久保のデビュー戦は黒星となった。「デビューは嬉しいですが、1-3で負けました。僕たちは勝たなければならなかった。だから、とても失望しています」と悔しさを露わにした。

 一方で久保は「ヨーロッパには日本人はあまりいません。マドリードには僕だけです。自分に情熱を持ってくれる人が大好きで、日本人にとっての基準になりたいと思っています。マドリーはすべての国にファンがいます。それは僕のモチベーションになっています」と語り、ファンの期待を力に変えているようだ。

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