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ケインの超ロングシュートで劇的な幕切れ!! トッテナムがC・ロナウド得点のユーベ撃破

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ハリー・ケインが超ロングシュート弾

[7.21 ICC ユベントス2-3トッテナム]

 インターナショナルチャンピオンズカップが21日に行われ、トッテナムユベントスを3-2で下した。

 マウリツィオ・サッリ新監督が率いるセリエA王者のユベントスは、今夏復帰したGKジャンルイジ・ブッフォン、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFエムレ・カン、FWマリオ・マンジュキッチらが先発。対する昨季CL準優勝のトッテナムは、FWソン・フンミンやMFエリク・ラメラ、MFデレ・アリ、DFトビー・アルデルワイレルトらが先発に名を連ねた。

 トッテナムは前半4分、敵陣中央でMFブレズ・マトゥイディがボールを奪い、FWトロイ・パロットのパスを受けたFWソン・フンミンがPA左から左足を振り抜く。しかし、左ポストを叩いて得点とはならず。一方のユベントスはC・ロナウドが果敢にゴールに迫るが、ゴールネットを揺らすまでには至らなかった。

 そんな中、先制点は前半30分に生まれる。ソン・フンミンがドリブルでボールを運び、追い越してPA右に進入したパロットにラストパス。これをパロットが左足で狙い、GKブッフォンが弾いたボールをラメラが左足で押し込み、トッテナムがスコアを動かした。

 後半からトッテナムはFWハリー・ケインやMFルーカス・モウラ、DFヤン・フェルトンヘンらを投入。ユベントスはFWゴンサロ・イグアイン、MFアドリアン・ラビオらをピッチに送り出した。

 すると、後半11分にユベントスが追いつく。MFミラレム・ピアニッチのくさびのパスを受けたFWフェデリコ・ベルナルデスキの落としをイグアインが受け、PA中央から右足シュートを流し込んだ。さらに15分、左サイドを駆け上がったDFマッティア・デ・シーリョの折り返しをC・ロナウドが右足でゴール右隅に流し込み、2-1。逆転ゴールにスタジアムは大歓声に包まれた。

 ユベントスは後半18分、C・ロナウドとDFレオナルド・ボヌッチを下げてMFマテウス・ペレイラと今夏加入のDFマタイス・デ・リフトを入れる。トッテナムも19分にラメラとMFハリー・ウィンクスに代えてMFジャック・ロールズと新戦力MFタンギ・エンドンベレを投入した。

 逆転を許したトッテナムだが、後半20分に同点に追いつく。エンドンベレが相手の守備の綻びを見逃さず、PA内に鋭いグラウンダーのパスを供給。これに反応したルーカスが滑り込みながら右足で合わせ、2-2とタイスコアに戻した。

 その後も互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを狙うが、後半38分にイグアインが決定機を外すなど得点は生まれず、このまま延長戦なしでPK戦に突入すると思われた。しかし、アディショナルタイム3分にルーカスのプレスでセンターサークル内にこぼれたボールをケインが直接シュート。大きな弧を描いたボールがゴールに吸い込まれ、トッテナムが3-2で劇的勝利をおさめた。

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