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[MOM2914]横浜FMユースMF井出真太郎(3年)_椿に学び、遠藤に憧れる“左の7番”「自分もこの大会で活躍して…」

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豪快なインパクトで先制点を奪った横浜F・マリノスユースMF井出真太郎(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会H組第1節 横浜FMユース3-1愛媛U-18 宮城総合]

 均衡を破ったのは左ウイングの“背番号7”だった。横浜F・マリノスユースは前半8分、ペナルティエリア右を切り裂いたMF吉尾虹樹(3年)が中央に折り返すと、相手のクリアボールを拾ったMF井出真太郎(3年)が落ち着いたトラップから右足一閃。筒井紀章監督の指示どおりの積極性で開幕白星を導いた。

 横浜FMは4年前、日本クラブユース選手権(U-18)大会で6回目の優勝を果たした。その年、大会MVPと得点王をダブル受賞したのは現在トップチームで活躍中のFW遠藤渓太。同じ左ウイングのポジションで、同じ7番を背負う井出は「自分も現地で見ていて、1点目のアシストが本当にすごいと思った」と憧れまじりで懐かしむ。

 当初、遠藤のトップチーム昇格は決まっていなかったが、大舞台での活躍が道を切り開いたのは有名な話。トップの練習参加を通じて「一緒に左サイドを組ませてもらって、左SBをやってくれたけど、仕掛ける意識がすごかったので真似したい」と顔をほころばせる後輩は「自分もこの大会で活躍して、トップチームに上がれれば」と未来を描いている。

 そうして迎えた開幕節の愛媛FC U-18戦、井出は一つめの結果を残した。「練習でも筒井監督に『シュートをもうちょっと打て』と言われていたので、シュートを打ってよかった」(井出)。勢いに乗ったチームは後半にも2点を追加し、井出自身もコーナーキックからMF植田啓太(2年)の豪快ヘッドをアシスト。1ゴール1アシストは立派な数字だ。

 またもう一人、井出の成長に寄与してきた先輩がいる。それは今季からトップチームに昇格したMF椿直起だ。奇しくも昨年この大会に出場していた椿も同じ“左の7番”。「直起くんには自分が2年生の時、よくドリブルの仕方とか間合いを教えてもらって、そういうのを教えてもらったからこそ今の自分がある」(井出)と感謝を語る。

 もっともそんな椿は昨季、随所で鋭いプレーを披露していたものの、厳しい相手が居並んだグループリーグを突破できず。先輩と同じく「サイドバックと1対1になった縦に仕掛けるのが自分の武器」と語る井出は「チームとしてはまず優勝を目指す。優勝の中に自分の活躍があれば一番いい」と昨季の雪辱を果たす構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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