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チェルシー期待の21歳アブラハムが先制点、ランパード監督「トップにふさわしいプレー」

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[7.23 楽天カップ バルセロナ1-2チェルシー 埼玉]

 一瞬の隙を見逃さなかった。チェルシーは前半34分に先制に成功。バルサMFセルヒオ・ブスケツのパスミスをMFジョルジーニョが高い位置で奪い、FWタミー・アブラハムがダブルタッチでGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンをかわし、左足で無人のゴールに流し込んだ。

 日本でチェルシー初ゴールを挙げたアブラハムは「サポーターに喜んでいただいて最高です。今日は暑かったけど最高です。日頃の練習の成果が出せた。応援ありがとうございます」と埼スタに集まった5万人超のファン、サポーターに感謝の言葉を述べた。

 試合後、記者会見に出席したフランク・ランパード監督は「この試合で有頂天にならないように戒めておきます。彼はハングリーなので起用している。ゴールスコアラーにとっては大きなこと」と、結果を残した21歳を称賛した。

 アブラハムはレンタル先のアストン・ビラから復帰。FIFAから補強禁止処分を科されたチェルシーは新シーズン、若手の活躍が期待される。ランパード監督は「ジルもいいプレーをしてくれた。チーム内の競争も重要。競争に打ち勝って良いストライカーになってくれると思う」と語ると、「エネルギーも質も良かった。グループに溶け込んでいるし、トップチームにふさわしいプレーをした」と期待を口にした。

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