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10人vs10人の乱戦…2点差追いついたレアル、PK戦の末アーセナルに勝利

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レアル・マドリーがPK戦の末に勝利

[7.23 ICC R・マドリー2-2(PK3-2)アーセナル]

 レアル・マドリーは現地時間23日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)でアーセナルと対戦し、2-2で突入したPK戦の末、PK3-2で勝利した。ベンチスタートのMF久保建英は出番なし。次戦は26日に行われ、アトレティコ・マドリーと顔を合わせる。

 レアルは20日のバイエルン戦(0-3)からスタメン5人を変更し、新加入のFWルカ・ヨビッチ、DFフェルラン・メンディが初先発。同試合で後半開始から途中出場し、レアルデビューを果たした久保は2戦連続のベンチスタートとなった。

 試合は序盤から動く。前半8分、アーセナルのFWアレクサンドル・ラカゼットがPA内左でGKケイラー・ナバスをかわして左足でシュートを放つと、ゴールライン付近でDFナチョ・フェルナンデスが左手を使って阻止。ナチョは2度目の警告で退場となり、アーセナルにPKが与えられた。

 前半10分、自らPKキッカーを務めたラカゼットが右足でシュートを打ち、左ポストを叩きながらもゴールラインを割って先制点を奪う。数的不利のレアルは失点後の同16分にヨビッチを下げ、DFラファエル・バランをピッチへ送り出した。

 前半24分にはラカゼットのヒールパスからFWピエール・エメリク・オーバメヤンが抜け出し、GKナバスをかわして右足でシュート。戻ったDFセルヒオ・ラモスに当たったボールがネットを揺らし、2-0とした。

 しかし前半40分、DFソクラティス・パパスタソプロスがMFルカ・モドリッチへのファウルで2枚目のイエローカードを受け、退場を命じられる。数的同数となったレアルは反撃を仕掛けるが、FWカリム・ベンゼマのヘディングシュートが右ポストをかすめるなどチャンスを生かせず、2点のビハインドでハーフタイムを迎えた。

 レアルは後半開始からGKティボー・クルトワ、DFマルセロ、DFアルバロ・オドリオソラ、MFイスコ、FWガレス・ベイル、FWマルコ・アセンシオを一気に投入する。

 すると後半11分、左サイドのマルセロからPA内左のイスコにつながり、イスコの折り返しを受けたアセンシオはシュートまで持ち込めないが、こぼれ球をベイルが左足で蹴り込んで1点を返した。

 後半14分にはアセンシオがPA内左のマルセロにつなぎ、マイナスに折り返しに反応。左足の強烈なダイレクトシュートでニアを破り、同点ゴールを挙げた。

 その後、レアルはさらに4選手を投入し、11人の交代枠を使い切る。久保には声がかからず、試合は2-2のまま90分間を終えた。

 レギュレーションにより、勝負の行方はPK戦へ。後攻のレアルは1人目のベイルが止められたものの、先攻のアーセナルが3人失敗したため、PK3-2で勝利を収めた。

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