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久保建英、アセンシオ負傷で“ライバル”と残り1枠を争う状況へ

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トップチームでアピールを続けるFW久保建英

 レアル・マドリーは23日、FWマルコ・アセンシオが左膝前十字靭帯および外側半月板損傷と診断されたことを発表した。スペイン『アス』は同選手の長期離脱を受け、「アセンシオの負傷がロドリゴとクボの扉を開く」と、カスティージャ(Bチーム)所属のFWロドリゴ・ゴエスとFW久保建英の今季トップチーム入りの可能性を報じている。

 アセンシオは23日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)のアーセナル戦(2-2、PK3-2)で同点ゴールを挙げたが、その数分後に負傷退場を強いられた。アセンシオが主戦場とする右ウイングはFWガレス・ベイルもプレー可能だが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想外となっており、今夏の退団が濃厚と見られる。

 レアルは現在、トップチームのEU圏外選手枠がブラジル人のFWビニシウス・ジュニオールとDFエデル・ミリトン、ウルグアイ人のMFフェデリコ・バルベルデで埋まっている状況。しかし、バルベルデが二重国籍を得るためにスペインのパスポート取得手続き中で、これによって枠が1つ空いた場合、アセンシオと同じレフティーの久保がトップチームに登録されるのが自然だと同紙は指摘している。

 その一方で、ロドリゴのトップチーム入りの可能性もあるようだ。ジダン監督は左サイドを得意とするブラジル人アタッカーを右サイドの選手としても考えているという。

 レアルは26日、ICC最終戦でアトレティコ・マドリーと対戦する。アーセナル戦を欠場した久保とロドリゴにとって、重要なアピールの機会となりそうだ。

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