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ベネベントSD、日英ハーフの22歳ゴダードの移籍を否定「彼は我々の下に残る」

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日英ハーフのMFサイ・ゴダード

 セリエBベネベントのパスクワーレ・フォッジャSD(スポーツディレクター)が25日、地元ベネベントの『サンニオ・ニュース24』のインタビューに応じ、チームについて語った。

 日英ハーフのMFサイ・ゴダードが所属するベネベントは、昨シーズンをリーグ戦3位で終え、セリエA昇格プレーオフへと駒を進めた。しかし準決勝で7位のチッタデッラに2試合合計2-4と敗れて1年でのセリエA復帰を逃した。そして今夏、来年のトップリーグ昇格を目指し、元ミランのスターで前ボローニャ監督のフィリッポ・インザーギを指揮官に据えた。フォッジャSDはインザーギの招へいに至った経緯を語っている。

「かなり前、数年前から彼の動向を追っていた。昨シーズンも我々のベンチに座る可能性はあった。今回は、彼を友人として直接知っていることがカギとなった。ベネベントに彼を連れてくることができて、私も会長も誇りに思っている」

 ベネベントでは、地元メディア『Lab Tv』が22歳のゴダードを含む若手選手のレンタル移籍の可能性を報じた。ゴダードは今夏、インザーギの下でナポリやフィオレンティーナ(下部組織プリマベーラ)とのテストマッチに途中出場しているが、昨シーズンはリーグ戦出場がわずか2試合だったこともあり、「クリスタル・ガラスのような才能を持つイギリス出身の攻撃的MFは、丸一年、フィジカルの強化に取り組んだが、出場機会を確保するため他のイタリアのチームへ移籍するかもしれない」などと伝えられていた。しかしベネベントSDは、インタビューでゴダードのレンタル移籍の可能性を問われると、「ゴダードは我々の下に残るだろう」と発言。22歳MFがベネベントで2年目のシーズンを送ることを伝えた。

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