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齋藤学、小林、阿部! 川崎F、大分にダブル達成で公式戦3連勝

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川崎Fが大分を下した

[7.27 J1第20節 川崎F 3-1 大分 等々力]

 J1リーグは27日、各地で第20節を行い、川崎フロンターレ大分トリニータを3-1で下した。第13節の大分戦も1-0で勝利した川崎Fはシーズンダブルを達成。公式戦3連勝を飾った。

 川崎Fは前節の多摩川クラシコと同じ11人が先発。19日のチェルシー戦(1-0)からは2人を入れ替え、DF車屋紳太郎がスタメンに戻った。一方、大分は第19節札幌戦(2-1)から2人を変更。ガンバ大阪から新加入のMF田中達也が先発し、左ウイングバックを担った。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半は一進一退の展開となり、大分は5分、MF長谷川雄志が左に展開し、高い位置を取った田中が鋭いカットインからファーストシュート。8分にもMF松本怜が右サイドからクロスを入れ、ファーサイドの田中が右足ボレーを打ったが、わずかにゴール右へ外れた。

 川崎Fは前半10分に決定機を迎える。MF田中碧とMF中村憲剛のワンツーから左サイドを仕掛けたMF齋藤学がクロス。これはDF鈴木義宜にカットされたが、ゴール正面で奪い返したFW小林悠が左足シュート。決定的な形だったが、惜しくも右ポストを叩いた。

 前半25分、大分は松本が右サイドからクロスを入れ、逆サイドの田中が左45度の位置から右足シュートを打ったが、GKチョン・ソンリョンがセーブ。対する川崎Fは前半33分、右サイドを仕掛けた齋藤がクロスを供給し、小林がゴール前に滑り込んだが、GK高木駿に阻まれた。

 徐々に川崎Fが流れを引き寄せたが、古巣戦となった高木がビッグセーブを連発する。前半37分には阿部がヒールで落とし、小林が鋭いターンから左足シュート。これを高木が弾き出すと、前半アディショナルタイムにはPA左手前から中村が右足で高精度の直接FKを放ったが、これもGK高木が左手一本でかき出した。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりに試合が動いた。後半6分、中村とワンツーの形でMF下田北斗がラストパスを通し、相手DFの間に抜け出した齋藤が右足シュートを突き刺した。大分ベンチはすぐに動き、後半7分、FW小手川宏基を下げてFW藤本憲明を投入。藤本はトップに入り、FWオナイウ阿道が右シャドーに下がった。

 この交代策が当たり、大分はすぐさま試合を振り出しに戻す。後半9分、長谷川がロングボールを蹴り入れ、藤本が絶妙なタイミングで背後に抜け出す。藤本はPA右ゴールライン際からマイナス方向に戻し、走り込んだオナイウが右足ダイレクトで突き刺した。

 後半16分、相手のパスミスを突いた中村がボールを奪い、持ち上がって斜めにスルーパス。抜け出した小林は切り返して相手をかわし、GKの脇を抜く左足シュートをゴール左隅に沈めた。勝ち越しに成功した川崎F。後半40分にも胸トラップでおさめたFWレアンドロ・ダミアンがラストパスを出し、阿部が右足でトドメの3点目。川崎Fが3-1で勝利した。

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