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横浜FM畠中槙之輔、マンC戦で「見てもらいたい」もの

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横浜F・マリノスDF畠中槙之輔

「幸いなことに『DAZN』で放送されるし、観てくれる人は観てくれると思う。一つのアピールの場だと思っている」。横浜F・マリノスDF畠中槙之輔は海外挑戦という明確な目標を胸に秘め、イングランド・プレミアリーグ王者に挑もうとしている。

 1年前はJ2リーグの東京ヴェルディ所属。昨年8月中旬、小学時代から人生の大半を過ごした古豪クラブを離れ、故郷・横浜の名門クラブに移ったことが一つの転機となった。当初は出番を確約されていなかったが、今季は主力の座に君臨し、3月には日本代表にも初選出。いまや“世界”を視野に入れる立場となった。

 27日のマンチェスター・シティ戦は、そんな23歳が試される場となりそうだ。

 コパ・アメリカに出場していたFWセルヒオ・アグエロ、FWガブリエル・ジェズスは休養中だが、FWラヒーム・スターリング、MFケビン・デ・ブライネら豪華攻撃陣は来日。彼らとの対峙に「試合が始まれば個々のシーンはあまりない」とコンセプトを崩すつもりはないが、「場面場面では出てくるので、しっかり勝って自分の存在をアピールしたい」と闘志を燃やす。

 また「自分たちが日本で一番いいサッカーをしている」とプライドを背負って戦うからには、引いて守るつもりはない。その場合は「めちゃくちゃ速い」相手攻撃陣に晒される場面も予想され、「あの監督(ジョゼップ・グアルディオラ監督)なら突いてくると思う」と警戒は怠らないが、「ビビって引いたらいい機会が台無しになる」と望むところだ。

「日本人のセンターバックでもゲームを作れるんだぞというところを見てもらいたいし、守備では自分たちは前からプレスに行くけど、ボールを奪ってショートカウンターで点を取れるんだぞ、日本でもこういうチームがあるぞというのを見てもらいたい」。すなわち目指すは普段どおりのプレー。それを「全員が世界レベル」の相手に見せつけられるかがテーマとなる。

(取材・文 竹内達也)
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