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シメオネ監督、レアル相手にダービー7得点大勝も「シーズンに直結するものではない」

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レアル戦を振り返ったディエゴ・シメオネ監督

 現地時間26日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)で、アトレティコ・マドリーレアル・マドリー相手に7-3で勝利を収めた。

 前半だけで5ゴールを奪ったこともあり、思わぬ大差で決着。だがアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、この結果はシーズンの行方を占ううえで参考にならないと割り切っているようだ。

「ひとまず、我々はどうやって相手を崩すか、相手にとって危険なエリアへボールをどう運ぶかという考えを遂行した。フットボールにとって重要な要素を、ある程度正確にできたことは良かったと思う。それでも改善すべき点はまだまだある」

 また、この試合では新加入のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが何度となく決定機を創出し、ゴールも決めるなどアントワーヌ・グリーズマンの穴埋め役として存在感を見せた。J・フェリックスについては「ジョアンの才能と熱意があれば、攻撃的なポジションならどこでもプレーできるだろう」と言及。ベンフィカからやってきた19歳のFWに賛辞を贈った。

 その一方でシメオネは「この試合はお互いのポテンシャルがそのまま出たものではない。現時点でシーズン中の勢力図に直結するとは思えないし、それを判断するのは時期尚早だ」と言及している。

 互いに退場者を出しながらも、7-3という大差で決着したアメリカでのマドリード・ダービー。だがまだプレシーズン期間ということもあり、シメオネ監督はこの勝利がそのままシーズン中の成績に結びつくものではないと、あくまで冷静に見ているようだ。

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