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長友佑都、登板回避問題で張本氏に“喝”!「監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断」

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長友佑都が張本勲氏の意見に反論

 ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が、“令和の怪物”の起用を巡る野球評論家・張本勲氏の意見に反論した。

 今月25日、高校野球の岩手県大会決勝が行われ、大船渡高は花巻東高に2-12で敗戦。甲子園出場を逃した。前日の準決勝で『4番・投手』として先発出場し、129球を投げていた注目の右腕、大船渡の佐々木朗希投手の起用はなかった。

 試合終了後、大船渡を率いる国保陽平監督は「故障を防ぐために起用しなかった」と理由を説明。一方で佐々木投手は「高校野球をやっている以上、試合に出たいと思うのは当然のことだと思う。投げたい気持ちはあった」と語り、登板回避が波紋を呼んでいた。

 これを受け、野球評論家の張本氏が「99%投げさせなきゃだめでしょう」と語り、“喝”を入れたと報道された。さらに、28日のTBS系テレビ『サンデーモーニング』に出演した際にも「最近のスポーツ界でこれが一番残念。32歳の監督で若いから非常に苦労したと思うが、絶対に投げさせるべき。一緒に戦っているナインはどうする?1~3年生まで必死に練習して甲子園は夢。先発させてナインに早く点を取ってもらったら、代えてやることもできる。選択としては間違いだと思う」と言い切った。

 この件について、長友は自身のツイッター(@YutoNagatomo5)で持論を展開。「この記事が真実だとしたら非常に残念。苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない。野球で生きていく選手なら尚更。監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断。何度も言うが日程を選手ファーストで考えてほしい」と投稿し、反論した。

 怪我をしない身体作りのために体幹トレーニングに励み、コンディションの維持・向上のために専属シェフをつけてバランスの取れた栄養を摂取するなど、人一倍身体に気を使っている長友にとっては、張本氏の意見は受け入れがたいものだったようだ。

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