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ルカクが遠のいたインテル、パリSGのカバーニを検討か…同胞ゴディンらの説得に期待?

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パリSGのFWエディンソン・カバーニ

 インテルが新たな補強候補としてパリSGのFWエディンソン・カバーニを検討していると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が28日に報じている。

 インテルは今夏、新指揮官アントニオ・コンテが熱望するマンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクの獲得を目指してきたとされる。しかし、インテルのオファーはマンチェスター・Uの希望額に満たないうえ、マンチェスター・Uはユベントスに所属するFWパウロ・ディバラとのトレードの可能性に関心を抱いており、ユーベに対してオファーを提案したと報じられた。

 そこでインテルはプランB、すなわちウルグアイ代表FWカバーニの獲得への移行を検討しているようだ。インテルにはDFディエゴ・ゴディンおよびMFマティアス・ベシーノらウルグアイ勢が所属しており、“マタドール”ことカバーニの説得への協力も期待できる。カバーニとパリSGの契約は残すところ1年未満となっているが、評価額は5000万ユーロ(約60億円)と高額であり、年俸についても、1400万ユーロ(約17億円)と破格の金額を受け取っている。インテルが同等の条件を保証することは難しく、移籍の実現のために年俸の減額は避けられないと見られている。

 また、インテルは同時にローマのFWエディン・ジェコ獲得交渉も進めているという。しかし、ローマが移籍金2000万ユーロ(約24億円)の値下げに応じない姿勢を見せているほか、放出にはユベントスからFWゴンサロ・イグアインを獲得することが前提条件とされているようだ。ローマはアルゼンチン人FW確保が困難となる中でジェコとの契約更新も視野に入れており、インテルは厳しい状況に立たされている。今後の動向は注目されるところだ。

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