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最後は力尽きた京都U-18…W杯へ成長誓うMF中野桂太「高い意識を持って、高い目標を持って」

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同点弾を決めた京都U-18のMF中野桂太(2年)

[7.29 日本クラブユース選手権U-18大会準決勝 京都U-18 1-5 名古屋U-18 味フィ西]

 流れを引き戻すかに思われた同点ゴールは、大量失点により空砲に終わった。京都サンガF.C.U-18のU-17日本代表FW中野桂太(2年)は「前半からやられている感じはあって、連戦で疲労感も感じていた。後半に入っても自分たちの時間にならず、本当に圧倒されたという感じ」と悔しそうに振り返った。

 0-1で迎えた前半17分、持ち味のコンビネーションプレーからネットを揺らした。MF遠山悠希とのワンツーからゴール前に持ち込み、左足シュートをGK東ジョン(2年)の股下へ。「相手が食いついたのが分かったので冷静にいけた。このクラブユースでは点を取れていたので冷静だった」と手応えの残る一発だった。

 しかし、そこからは防戦一方だった。「守備の時にプレスを全員でかけるところなのか、引いてブロックを作ってスペースを消して行けるところなのかの判断」が機能せず、個人技を活かした相手の攻撃に晒され4失点。「もっと背後にボールを引き出せたらディフェンス陣も楽だったと思うし、攻撃に詰まった時にもっと前にアクションを起こせれば良かった」と自らの責任も語った。

 今大会の京都はFC東京U-18に開幕戦で敗れたものの、グループリーグ第3節では2点差以上の勝利が必要となった中、横浜FCに2-0で勝利して決勝トーナメントに進出。1回戦では3-1、準々決勝では4-1で勝ち上がり、徐々に調子を上げている最中だったが、最後は疲労もあって力尽きた。

「みんなで勝ち切ってチームが一つになりながら戦ってきた。だからこそもう一つ上の景色が見たかったし、優勝という景色が見たかった。そこはプレミアリーグ、Jユースカップで頑張りたいと思います」。その悔しさは現在首位に立っている高円宮杯プレミアリーグWEST、前々回大会を制したJユースカップで晴らしていく構えだ。

 また、中野自身は今秋に控えるU-17W杯に向け、さらなるレベルアップを誓う。「左足を切られた時に右に抜ける技術、右で振れるシュートも必要。また守備でもチームに助けられていたので、個人で奪える強さをつけること。もっと高い意識を持って、高い目標を持って練習から取り組みたい」。この夏で突きつけられた課題を胸に、成長した姿で世界へ挑む。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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