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プレシーズン絶不調にも前向きなジダン「欠いているものは1つだけ」

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前向きに語ったジネディーヌ・ジダン監督

[7.30 アウディ杯 R・マドリー0-1トッテナム]

 レアル・マドリーは現地時間30日、ドイツで行われたアウディカップ準決勝でトッテナムと対戦し、0-1で敗れた。プレシーズン4戦未勝利(1分3敗)となったが、ジネディーヌ・ジダン監督は試合を前向きに振り返っているようだ。クラブ公式サイトが試合後のコメントを伝えている。

 26日のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)でアトレティコ・マドリーに3-7で大敗するなど、プレシーズンで不調が続いているレアル。トッテナム戦では前半22分にDFマルセロのバックパスをFWハリー・ケインに奪われて先制点を献上すると、終盤にMF久保建英らを投入して打開を図ったが、無得点で終了のホイッスルを聞いた。

 試合後、記者会見に出席したジダン監督は「私は常にポジティブに考えているし、誰も我々が今季やろうとしていることを私から取り除くことはできない。我々は難しいシーズンを終え、悪い形でスタートした。しかし、私は素晴らしいチームを抱えていることを分かっている。まだ準備できていないが、我々はプレーや自信を取り戻すつもりだし、物事を立派にやり遂げるつもりだ」とポジティブにコメント。「ただ試合に勝つことだけを欠いている」と続けた。

 レアルは昨季に9年ぶりの無冠に終わり、今季はタイトル奪還を目指すシーズンとなる。2015-16、2016-17、2017-18シーズンにチームを史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)3連覇に導いた指揮官は「今日は素晴らしかったが、日々改善しなければいけない。我々は敗北に満足することはできないが、全ての面で素晴らしかった。それはポジティブなことだ」と強調し、先の戦いを見据えた。

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