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左SB月東決勝ヘッド!インハイ女子は十文字が初優勝!

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十文字が初優勝。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.1 総体女子決勝 十文字高 1-0 日ノ本学園高 金武町フットボールセンター]

 十文字が初優勝!令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」女子サッカー競技(沖縄)は1日、決勝戦を行った。十文字高(東京)と前回準優勝校・日ノ本学園高(兵庫)が対戦。左SB月東優季乃(3年)の決勝点によって十文字が1-0で勝ち、初優勝を飾った。

 17年度選手権優勝校で初めてインターハイの決勝に臨んだ十文字は前半4分、右FKのこぼれ球をFW原田えな(3年)が強烈な左足シュート。最前線でボールを収める原田やスピードのあるU-16日本女子代FW藤野あおば(1年)、MF三谷和華奈(3年)を活用した攻撃を見せる。また、MF藤田美優(3年)が精度の高いプレースキックも交えてゴールを目指した。

 一方、過去7回のインターハイで全てベスト4以上、計5度の優勝を果たしている“夏の女王”日ノ本学園はボランチを務めるMF上田佳奈(3年)が存在感。序盤は、全体的にシンプルなボールを縦に入れていたが、徐々にFW山下寧(2年)へのグラウンダーの縦パスやコンビネーションによる崩しの回数を増やす。

 前半18分、十文字は敵陣でインターセプトした三谷が一気に前進。日ノ本学園MF上田がタックルで阻止したが、こぼれ球を原田が左足で狙う。25分にも藤野の左足ミドルがゴールを襲った。

 日ノ本学園は前半終盤にチャンスの数を増やす。26分、上田の絶妙な縦パスを起点に右サイドへ展開。FW栗田そら(2年)の右足クロスがGKの頭上を越えてファーサイドのポストを叩く。29分には相手のバックパスをMF平井杏幸(3年)がインターセプト。その突破は十文字GK白尾朱寧(3年)に阻まれたが、こぼれを拾った上田が角度の無い位置から右足を振り抜く。

 だが、十文字はカバーに入った右SB長若奈(2年)がゴールライン上でスーパークリア。得点を許さない。日ノ本学園も守備範囲の広いGK小笠原梨紗(3年)の好守などによって得点を許さず、前半を0-0で折り返した。

 十文字は後半10分、月東の縦パスを起点に藤野が右サイドへ展開。最後はフリーの三谷が右足を振り抜くが、ボールはクロスバーをヒットする。スピードのあるパスワークにチャレンジした十文字だが、日ノ本学園はファーストディフェンスの寄せが速く、思うようにボールを動かすことができない。逆にセカンドボールを拾う日ノ本学園がボールを握って攻める時間を増やすが、ここで粘った十文字が先制点を奪う。

 後半30分、十文字は敵陣右中間からのFKを藤田が右足で蹴り込む。これをファーサイドでフリーの月東が頭で左隅に決めて1-0。この1点を守った十文字が令和初のインターハイ女王に輝いた。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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