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後半ラストプレーで神田が劇的な優勝ゴール!桐光学園が初の日本一!

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桐光学園高が初優勝(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.1 総体決勝 富山一高 0-1 桐光学園高 金武町フットボールセンター]
 
 令和最初のインターハイは桐光学園が制す! 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は1日、決勝戦を行った。初の決勝進出を果たした富山一高(富山)と前回大会準優勝の桐光学園高(神奈川1)が激突。後半アディショナルタイムにMF神田洸樹(3年)が決めた決勝点によって桐光学園が1-0で勝ち、初優勝を果たした。

 28回目の出場で初の準決勝、そして決勝進出を果たした富山一は5-3-2システム。GKが中村純四郎(3年)で、5バックは牧野奏太(3年)を中央に右ストッパーが吉藤廉(3年)で左が丸山以祐(3年)、右WBに中園享成(3年)、左WBには真田滉大(3年)が構えた。中盤は高木俊希(3年)が1ボランチに入り、2シャドーが準決勝で決勝ゴールの小森登生(3年)と広瀬翔一朗(3年)。そして2トップには碓井聖生(3年)と鈴木崚加(3年)が入った。

 一方、2度目の決勝進出で初優勝を目指す桐光学園は3-4-3システム。GKが北村公平(2年)で3バックは安久レオナルド高貴(3年)を中央に右が荒井ジュリアン海都(2年)で左が奈良坂巧(2年)。中盤は中村洸太(3年)と岩根裕哉(1年)のダブルボランチで右WBが前川壮太(2年)、左WBが佐々木ムライヨセフ(3年)。前線は2試合で3ゴールのU-20日本代表FW西川潤主将(3年、C大阪)を頂点に、右がラナイメアー祈安(3年)、左トップに神田洸樹(3年)が入った。

 富山一は立ち上がりからロングフィードを多用。そこへ鈴木と碓井が走り込み、相手の3バックを裏返そうとする。また、丸山のロングスローで押し込み、FKをニアでそらしてゴール前のシーンを作り出そうとした。

 対する桐光学園は西川を起点にラナイメアーと神田、中村らが絡む形でアタック。11分には西川がセンターサークル付近から超ロングシュートを放ち、16分にはパス交換から西川がフィニッシュに持ち込む。

 注目FW西川が幾度かDFのマークを強引に振り切って前進。だが、富山一は牧野らDF陣のカバーのほか、高木や小森が切り替え速く守備をするなど決定的なシーンを作らせない。桐光学園も奈良坂や安久が落ち着いた対応。互いに攻撃にリスクをかけず、手堅い前半となった。

 桐光学園は後半開始から荒井に代えて左SHに所新太郎(3年)を投入。4バックにスイッチする。桐光学園は所の仕掛けや中村や岩根がボールを引き出して前進しようとするが、富山一も真田のミドルシュートなどで対抗。鈴木や碓井が相手の4バックの間でボールを受けて桐光学園の守備バランスを崩していた。

 桐光学園は後半のクーリングブレイクのタイミングでラナイメアーに代えて大型FW庄司朗(2年)を投入する。その直後、富山一は右ロングスローの流れから小森が左へ持ち出して決定的な左足シュート。だが、桐光学園は飛び出したGK北村が身体全体でストップして得点を許さない。

 富山一は相手のミスを突いてクロスまで持ち込んだが、わずかに合わない。桐光学園も後半終了間際に神田の右クロスに西川が飛び込んだが、シュートはゴール左に外れた。互いに日本一への気持ちをぶつけ合った激闘。そのファイナルは後半アディショナルタイム突入から8分後の43分、桐光学園が劇的な決勝点を奪う。

 左サイドでインターセプトした中村を起点に西川、庄司が身体を張ってボールを繋ぐと、前を向いた神田が右に持ち出してから右足シュート。これがゴール右隅に突き刺さった。直後に試合終了の笛。桐光学園が悲願の初優勝を果たした。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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