beacon

C・ロナウド欠場騒動、韓国側怒り収まらず…「厚顔無恥」とユベントスに謝罪要求

このエントリーをはてなブックマークに追加

ロナウド欠場の騒動の着地点は…

 韓国側の恨み節が続いている。

 7月26日に韓国・ソウルで行われた親善試合でユベントスは韓国Kリーグオールスターズと対戦。中でもFWクリスティアーノ・ロナウドの雄姿を見ようと、スタジアムには6万5000人もの観衆が詰めかけていたが、当のロナウドはベンチに座ったまま最後まで出場せず。さらにユベントスの選手の到着が遅れたことによるキックオフ時間の遅延なども発生し、ファンの失望と怒りを増幅させていた。

 韓国メディアによる韓国側の主張を総合すると、イベント主催者はユベントスと「ロナウドは45分間出場する」とする内容の契約を交わしていたという。しかし試合2日前に中国で行ったインテル戦にフル出場していたこともあり、C・ロナウドがコンディション不良を“後半10分ごろ”に訴えたと説明しているという。

 Kリーグはただちにユベントスに抗議文を発送した模様。『スポーツソウル』によると、ユベントスは「ロナウドの場合は中国で試合をしたあと筋肉の疲労が抜けきらず、メディカルの意見に基づいて、休養を義務付けた」としたという。

 また「ファンを無視する無責任な行動として受け入れざるを得ない」とする抗議には、「ユベントスは誰もKリーグや協会、アジアサッカー連盟に汚名を着せるつもりはなかった」。会場到着が遅れたことについても「ユベントスのバスに護衛がなく、渋滞に巻き込まれた。このようなことは全世界で一度もなかった」と返答したとしている。

 しかし韓国側にはこれは「謝罪せずに言い訳を並べた」と映っているようだ。同メディアは韓国プロサッカー連盟がこれらの説明を「厚顔無恥で大きな失望を禁じ得ない」「ユベントスの返信はあまりにも無責任で不誠実」「ユベントスの回答は結果的に嘘になる」などとし、ユベントスに謝罪を要求。法的措置に出る意思を明らかにする声明文を出したと報じている。

●セリエA2019-20特集

TOP