beacon

目標の全国制覇を早くも達成。桐光学園の1年生MF三原は“ライバル超え”目指す

このエントリーをはてなブックマークに追加

桐光学園高の1年生MF三原快斗は高校進学から4か月で早くも全国制覇を経験。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.1 総体決勝 富山一高 0-1 桐光学園高 金武町フットボールセンター]

 “ライバル”の活躍から刺激を受けた。桐光学園高の1年生MF三原快斗はFWやSHを本職とするアタッカー。高校進学後初となる全国大会は、3回戦で3分間出場しただけにとどまったが、目標に掲げていた全国制覇を早くも経験した。

 出場した1試合では「1年目なので泥臭さをアピールしようと思っていて、プラス点を獲るというところで目標にして出ていました」という。その後、出場時間を伸ばすことはできなかったが、毎試合のように接戦が続く中でいつ出番が来ても良いように準備。また、日本一へ駆け上がって行くチームの雰囲気を味わうことができたことが、今後へ向けてプラスになることは間違いない。

「中学校(FC東京U-15むさし)の時に全国制覇できなくて、高校では全国制覇するという目標で入ったので、まだ1年ですけれども2年、3年と全国制覇できるように頑張りたいと思います」

 FC東京U-15むさし時代からのチームメートであるMF岩根裕哉(1年)はボランチのポジションで全5試合にフル出場し、大会優秀選手にも選出された。「裕哉はずっと中学校の時から同じチームで、チームメートですけれども、ライバルという感じで見ているので、しっかり越していきたいと思っています」。

 そのためにも自分の強みを伸ばし、いつチャンスが来ても力を発揮すること。「まずは(県リーグや選手権の)メンバーに入ることを目標として、メンバーに入ったらしっかりと出場することを目標に頑張っていきたいです」と力を込めた。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

★夏季インターハイ全試合配信!試合動画はこちら

TOP