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“攻守の軸”欠く横浜FM連勝ストップ…MF西澤弾で先制の清水、逃げ切って3戦ぶり白星

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清水エスパルスが完封勝利を収めた

[8.3 J1第21節 横浜FM 0-1 清水 日産]

 J1は3日に第21節を開催し、日産スタジアムでは2位の横浜F・マリノス(12勝3分5敗)と14位の清水エスパルス(6勝4分10敗)が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半5分にMF西澤健太のゴールで先制した清水がそのまま逃げ切って1-0の完封勝利を収めた。

 3連勝中の横浜FMは7月20日の第20節神戸戦(○2-0)から先発2人を入れ替え、負傷のFWエジガル・ジュニオ、出場停止のDFチアゴ・マルチンスに代わってFW大津祐樹、7月29日に水戸からの完全移籍が発表され、J1初先発となるDF伊藤槙人らを先発起用。一方、7月31日にFW北川航也のラピド・ウィーン移籍が発表された清水は第20節FC東京戦(●0-2)から先発2人を入れ替え、MF金子翔太、7月29日にFC東京から完全移籍での獲得が発表されたDF吉本一謙らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半8分にゴールに迫ったのはホームの横浜FMだった。右サイドから細かくパスをつなぎ、MFマルコス・ジュニオールがゴール前に送ったパスを大津が後方に流してPA内で受けたFW遠藤渓太が右足で狙うも、シュートはゴール左に外れた。同19分には清水がフィニッシュの場面を創出するが、西澤が蹴り出したCKの流れから放ったFWドウグラスのヘディングシュートは枠上に外れてしまった。

 その後も両チームともにゴールに迫る場面を生み出すが、互いの守備を崩し切るには至らず。得点は生まれずに0-0のまま後半を迎えると、同3分に清水がカウンターを発動。自陣からボールを運んだ西澤のスルーパスからドウグラスがPA内に持ち込むも、左足から放ったシュートは右ポストを叩いてしまう。しかし同5分、自陣でボール奪取を成功させると河井のパスから完全に抜け出した西澤がGK朴一圭との1対1を制してネットを揺らし、清水が先制に成功した。

 1点のビハインドを背負った横浜FMは後半19分、MF扇原貴宏に代えてMF三好康児を投入。同29分にはDF畠中槙之輔の縦パスを大津がワンタッチで流すと、ゴール前に走り込んだ遠藤がダイレクトで狙ったが、相手選手に当たってコースが変わったシュートはクロスバーに弾かれた。その後も同点ゴールを狙った横浜FMに得点は生まれず、逃げ切った清水が1-0の完封勝利を収めて3試合ぶりの白星を獲得し、横浜FMの連勝は3でストップした。

(取材・文 折戸岳彦)
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